春の訪れとともに、敏感肌や乾燥肌の方にとっては「肌トラブルの季節」がやってきます。特に多いのが、花粉による肌荒れ。赤みやかゆみ、乾燥やカサつきなど、今や「肌の花粉症」と言われる症状も増えています。
花粉肌荒れのスキンケア対処法
まずは基本に立ち返って、肌のバリア機能を守ることが最優先です。特にインナードライ肌、乾燥肌、アトピー肌の方は、刺激を減らすケアが肝心です。
- メイクは肌に負担が少ない軽いもの、またはノーメイクで
- 日焼け止めもSPF10程度の低刺激タイプに
- 洗顔料は基本「すすぎのみ」、肌に長時間のせない
- 化粧水がしみる場合は、無理に使わない
シャレコのスキンケアを取り入れてくださっている方にはおなじみの「摩擦レス・保湿中心ケア」が重要です。特に洗顔方法を見直すだけで、肌荒れが劇的に改善することもあります。
外出前にできる!花粉ブロックケア
お出かけ前には、バリア機能を高める薄づき保湿+パウダーで、花粉の直接接触を防ぎましょう。
- べたつかないクリームを薄く塗る
- 仕上げにパウダーをしっかり重ねる
ワセリンも一時的には効果がありますが、毛穴詰まりや落としづらさから、油分控えめのバリアクリームをおすすめします。特に「シャレコレスキューバリアクリーム」は、アトピー肌・敏感肌にも安心して使える設計です。
花粉を寄せ付けないパウダーのつけ方
花粉の刺激を減らすためには、「密着力の高いメイク」よりも「サラサラ肌」に仕上げることがポイント。ここでは花粉をブロックするためのパウダーのつけ方をご紹介します。
- パフを2枚用意
- パウダーの中蓋を外す(怪我に注意)
- 1枚目のパフにたっぷりパウダーを取る
- もう1枚のパフとこすり合わせてパウダーを均等に馴染ませる
- 顔の下から上に向かって優しく押さえるように乗せていく
- 顔全体にしっかり粉がつくようにする
- 余分な粉はブラシや手で軽く払う
- 肌表面がサラサラかを確認
※パフは定期的に洗って清潔を保ちましょう。花粉が付着している可能性があります。
すでに荒れていてパウダーが使いづらい場合は、バリアクリームをやや多めに塗ることで花粉の接触を和らげましょう。
「花粉じゃないかも?」という場合は
春の赤み・かゆみが花粉以外の原因による場合も。以下に心当たりがある方は、スキンケアや生活習慣を見直しましょう。
- 過度な洗顔
- 高保湿すぎるスキンケア
- スクラブ・ピーリングのしすぎ
- 体調不良、睡眠不足
- 静電気が多い生活環境
- 部分的に乾燥と皮脂が混在している
まずは「無料スキンケアチェック」で肌状態を見直してみてください。
また、日光過敏症・湿熱体質の可能性も。体内環境との関係についてもこちらを参考にしてください。
Q&A:花粉と肌荒れについてのよくあるご質問
Q1. 花粉の時期、日焼け止めはどうすればいいですか?
SPF10程度の軽いものをおすすめします。炎症や敏感になっている肌には刺激が少ない処方を選びましょう。
Q2. 花粉でかゆくなるとき、スキンケアはやめたほうがいい?
化粧水がしみる場合は無理に使わず、バリアクリームのみで保護する方法もOK。肌の声に耳を傾けることが大切です。
Q3. パウダーは毎日使っても大丈夫?
はい。ただし、肌の状態によっては乾燥を感じることもありますので、保湿ケアとのバランスを見て調整してください。
春の肌は特に揺らぎやすく、些細なケアの違いが肌トラブルに直結します。花粉を防ぎながら、やさしく潤すスキンケアで、春も快適な素肌を保ちましょう。