アトピー肌や乾燥肌、敏感肌の方にとって、肌荒れの原因になりやすいのが誤った洗顔方法です。
特にインナードライの方は、過剰な洗顔や熱すぎるお湯が、水分不足を加速させてしまう原因に。
極度の乾燥があるときの基本ケア:
1.素洗い(洗顔料を使わない)
2.メイクを休む
3.どうしてもメイクした日は、油分フリーのクリームクレンジングで優しくオフ
この3つを実践するだけでも、肌の乾燥状態は大きく改善されていきます。
うっかり洗顔で悪化する前に!季節に合わせた注意を
気温が高い時期は、汗によってつい洗顔時間が長くなりがちです。
しかし、この「うっかり洗顔」が乾燥の引き金になることも。
アトピー肌・敏感肌の方は肌の水分量が少ないため、水分の過剰流出が秋口に一気に肌荒れとして現れてしまいます。
正しい洗顔のための7つのチェックポイント
- メイクのオフ方法を見直す
基本はノーメイク。必要時のみ、水で落ちる日焼け止めや水性ファンデを使用し、ルースパウダーで仕上げる。
クレンジングはクリームタイプのみ、オイルやふき取り・ミルクタイプはNGです。 - お湯の温度に注意
24℃以下のぬるま湯ですすぎましょう。 - 洗顔料の選び方
石けん・弱酸性洗顔フォームは避ける。
極度の乾燥時は洗顔料を使用せず、ぬるま湯の素洗いを。 - 泡立ては濃密に!
手を逆さにしても落ちないほどのしっかりとした濃密泡を。 - 泡ののせ方と時間
泡はTゾーン(額・鼻など)からのせ、乾燥部分は最後に数秒だけ。
泡をのせる時間が長いと乾燥が進みます。 - すすぎの方法
泡をあらかじめ手で取ってからすすぎを開始。
24℃のぬるま湯で8回以内が目安。
生え際のすすぎは別で丁寧に。 - 拭き取りは優しく吸わせる
化繊タオルは避け、木綿や和紙混の柔らかい素材で、こすらず水分を吸い取るように。
【How-to】乾燥肌・インナードライの方におすすめの洗顔ルール
- 朝はぬるま湯での素洗いで十分。
- 夜はメイクをしていない限り洗顔料は不要。
- どうしても洗顔料を使う場合は、泡で包むように。摩擦を与えない。
これらを習慣にすることで、角質層を傷めず、肌本来のバリア機能を高めることができます。
アトピー肌・敏感肌の洗顔は「摩擦・温度・成分」を見直そう
肌トラブルの多くは、実は洗顔時の小さな刺激の積み重ねによって引き起こされています。
だからこそ、洗顔こそがスキンケアの“土台”なのです。
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