敏感肌・乾燥肌・アトピー肌

アトピー肌、肌荒れは、石鹸類を使わずに常在菌を残す

感染症対策として手洗いやアルコール消毒が日常化している今、アトピー肌・敏感肌・乾燥肌の方にとって注意すべきなのは「洗いすぎ」による常在菌の減少です。

常在菌は、私たちの皮膚に元々住んでいる肌のバリア機能の一部です。これらの菌が過剰な洗浄や消毒により破壊されると、肌が敏感になり、アトピー症状や肌荒れが悪化しやすくなります。

常在菌が失われると、免疫力が低下する?

免疫学の視点でも、常在菌は肌を守る重要な役割を担っています。皮膚にいる微生物と調和しながら、免疫は日々成長・成熟しています。

過剰な消毒や洗浄によって常在菌が減ると、免疫バランスが乱れ、外的刺激に対する抵抗力が弱まり、肌トラブルが発生しやすくなるのです。

アトピー肌・敏感肌の洗い方で気をつけたいこと

筆者自身、子どもの頃にアトピーを患い、丁寧にごしごし洗い、熱めのお湯で薬を洗い流す毎日を送っていました。しかしそれではアトピーは治らず、かえって悪化してしまいました。

娘もアトピー体質でしたが、洗いすぎを避け、ボディソープは最低限(首・脇・股など分泌が多い箇所のみ)に限定した結果、肌は自然と落ち着き、普通肌に近づいたのです。

洗浄よりも「守る」ケアがアトピー肌には重要

このように、アトピー・敏感肌のスキンケアは、「洗う」よりも常在菌を残すような「守る」ケアが必要です。

殺菌と常在菌保護の両立ができる成分とは?

ここで注目したいのが、シャレコレスキュー・スキンジェルに配合されている「キチンナノファイバー」。

鳥取大学の研究開発による特許素材であり、抗炎症作用に加え、感染症予防や殺菌効果も認められており、火傷治療など医療分野でも期待されています。

つまり、洗いすぎによって常在菌を失わず、必要な部分だけを優しくケアできる「塗る肌着」のような存在なのです。

常在菌を守りながら除菌・保湿・バリア機能サポートができる、理想的なスキンケアアイテムといえます。


キチンナノファイバー配合シャレコレスキュースキンジェル

【How-to】アトピー・敏感肌のための洗わないケア方法

  • 毎日の全身洗浄は不要。汗や分泌物が出る部分(首・脇・股)だけを洗う。
  • ぬるま湯(24℃程度)でやさしく流す。
  • 洗顔料やボディソープを毎日は使わない
  • 日中はキチンナノファイバー配合ジェルで肌バリアを強化。

Q&A:常在菌とアトピー肌の関係について

Q. 常在菌は洗浄でどのくらい失われますか?
A. 一度の洗顔・手洗いでも、皮膚表面の常在菌は大きく減少します。アルコール消毒ではさらに減少しやすいとされています。
Q. 石鹸類は絶対に使ってはいけませんか?
A. 必要な箇所のみ、低刺激な洗浄剤を使用しましょう。全身を毎日洗う必要はありません。
Q. キチンナノファイバーはどんな人に向いていますか?
A. アトピー肌、敏感肌、乾燥肌、インナードライの方におすすめです。かゆみや炎症、肌バリア低下に悩む方にとても有効です。

まとめ:洗わない勇気が肌を救う

清潔を保つことも大切ですが、アトピー肌・敏感肌の方にとっては「洗いすぎない」「守るケア」が肌の健康を守るカギです。

「塗る肌着」として活躍するシャレコレスキュー・スキンジェルを活用し、常在菌と共に肌のバリア力を育てましょう。

 

 

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  • スキンケアコラム著者
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北林 利江

北林 利江

シャレコ株式会社 創業者 スキンケアカウンセラー

・1997年よりスキンケアカウンセラー。 ・2004年ウェブサイト「シャレコ美肌カレッジ」立ち上げ。 ・同年ウェブでの無料肌相談を開始。 ・同年シャレコスキンケア製品を発表。 ・スキンケアカウンセラーとしてアドバイス実績10万人を超える。 ・ミスユニバース ビューティーキャンプ講師。 ・スキンケアメルマガ「シャレコレター♪」は20年間週一回発行。 ・肌トラブル向け特に敏感肌、乾燥肌へのスキンケアアドバイスには好評を得ている。

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