なぜ「寝すぎ」が肌荒れにつながるのか(インナードライ加速による肌荒れ)
「たくさん寝れば肌はよくなる」今から数十年前の美容理論の一つでした。
確かに、睡眠をしっかり取ると翌日の肌の調子がよくなることはあります。
人によって睡眠時間は差があり、もともとショートスリーパー、ロングスリーパーの方はおられますので、寝すぎかどうか微妙にわからないという方は肌チェックからも調べてみてください。

寝すぎチェックリスト
(3つ以上当てはまれば要見直し)
■起床後すぐにつっぱる/粉をふく
■日中テカるのに、メイクが乗らない
■休日は普段より+2時間以上寝る
■朝食を抜きがち
■スマホを見ながら寝落ちが多い
■枕跡が消えにくい、頬の赤みが続く
いかがでしょうか?
一般的なケースですと、長時間睡眠(目安:9〜10時間以上)が続くと、インナードライ(内側の水分不足)に傾きやすく、次のような肌不調を招くので注意が必要です。
長時間睡眠で肌が不調になるワケ
①“無補水”時間が長すぎる
肌は夜間に回復しますが、長く寝るほど肌表面の水分蒸散は続きます。起床時につっぱり・粉ふき・ごわつきが起きるのは、水分不足→角層の柔軟性低下が影響します。
②表面しっとり、内側カラカラ
起床が遅れると皮脂分泌のサーカディアンリズム(生体リズム・体内時計)が乱れ、「テカるのに乾く」感覚が強くなります。皮脂の“フタ感”で潤っている錯覚も起きやすいのです。
③圧迫・接触時間の延長
長く同じ体勢で寝るほど、枕・寝具との摩擦や圧迫が増え、赤み・跡残り・小さな炎症・シミ・シワ・たるみにつながることも考えられます。
④朝の血糖・自律神経リズムの遅れ
起床が遅れると交感神経の立ち上がりが鈍く、むくみ・代謝低下・顔色の冴えなさにつながりやすくなります。
⑤朝食・水分の摂取遅延
長く眠る=補水・たんぱく質・ビタミンCの摂取が後ろ倒しになるため、コラーゲン代謝や抗酸化のスタートが遅れ、日中の回復力・バリア維持力が弱まるのです。
結論:寝不足も寝すぎも、肌の“保水の恒常性”を壊してしまうのです。
シャレコは「保水>保湿」の順序で、乱れた水分リズムを立て直すスキンケアです。

今夜からのレスキューケア
“保水ファースト”で肌荒れ抑制
<今夜>
①洗顔:24℃の水のようなぬるま湯で、泡を転がすだけで、手で肌をさすらずに20秒以内で洗顔。すすぎは泡を取ってから8回以内にすすぎきります。
②美容液:シャレコエッセンスを1プッシュ取り出し、指先につけたエッセンスでシワ、たるみ、シミなどダメージを感じるところに指先でトントンとそっと置くようにしてつけていきます。残ったエッセンスは両手に広げて頬など乾燥しやすいところにそっと手を置くようにしてつけます。
③保水ローション:シャレコローションを100円玉大を取り出したら、両手のひら指先までローションを広げます。オデコ・アゴから手を置き、眉間、鼻筋、口回りに手を当てます。頬に手を当てて一か所3秒ずつ数えてつけます。頬は顔の中心に近いところからつけ、位置をずらしながら3回ほどにわけて、つけていきます。目元は手首近くのふっくらした盛り上がったところを目下の骨にそっと置くとふんわりと手が当たって上手に水分補給できます。これを5~6回繰り返します。正直なところ時間がかかりますが、この方法を何年も積み重ねた方のお肌は、シワやたるみが少なくエイジレスな肌をキープできていますので、ぜひ習慣化させてください。時間がない、ながらケアしたい場合は、ドライマスクシートに湿らせて顔にペタっと貼り付けシートが乾ききる前にはがします、
④V20Cセラム:ビタミンC誘導体で整肌・くすみケア・キメを整えられるようにシミ、キメの荒れ部分などポイントへ指先で置くようにつけます。お顔全体のハリとトーンアップしたい場合は、両手に広げて顔全体に置くようにしてペタペタとつけます。
⑤保護膜
レスキュースキンジェル(キチンナノファイバー配合):薄い“透明マスク”のように面で守ります。
乾燥が強い人はレスキューバリアクリームを乾燥部分に“補強”していきます。
<就寝前の補水>
コップ半分〜1杯の白湯または状温水を飲む
<睡眠>
枕カバーは清潔・摩擦の少ない素材。横向き固定をできるだけ避ける工夫をしてくださいね。うつ伏せ寝は、たるみにつながるので、要注意ですよ
<翌朝>
洗顔:乾燥がひどい時は素洗い(水を2,3回かけるだけ)にし、通常はシャレコウォッシングで洗顔します。
エッセンス(シワ、たるみ、シミ部分に)→ローション5~6回づけ→V20Cセラム→レスキュースキンジェルの順で“軽い膜”をはってリカバリーしましょう。
SPパウダー(レスキューパウダー):皮脂・汗トラブルの午前中のテカりと摩擦を軽減し、外的刺激から肌を守ります。
<日中の追加保水>
乾燥感・つっぱりを感じたら、小さい詰め替え容器に入れたローションを1円玉くらいの量を取り出し、清潔な手でメイクの上からそっと手を置くようにしてつけます。この方法でしたら、メイクもヨレずに保水ができますよ。
再発防止:習慣を3つだけ変える
(A)起床から15分以内に“内側の補水”
常温水150~200ml(コップ1杯)+軽いストレッチ。肌だけでなく自律神経のスイッチを入れます。
(B)スキンケアは“保水→保護”の順序をしっかり守ります
乳液や高濃度のクリームの先のせはNGです。まずはローションで保水して角層を柔らかくしてから、キチンナノファイバーの入ったスキンジェルで表面保護をして肌を落ち着かせる。
(C)“睡眠は規則性が最強のスキンケア”
毎日就寝・起床の時刻を±30分以内に収める。たまの寝だめはOKですが、連続は避けましょうね。

食生活:肌の“水分保持能”を中から育てるには
<朝食(起床後1〜2時間内)>
たんぱく質:卵/納豆/豆腐/鶏ムネ肉/ギリシャヨーグルト
ビタミンC:キウイ・柑橘・いちご(200〜500mg/日目安)
水分+電解質:味噌汁、具だくさんスープ
<昼>
主食+たんぱく質+色の濃い野菜。揚げ物の連日化は皮脂酸化につながるので、避けましょう
<夜>
睡眠3時間前までの大量の糖とアルコールは避けてくださいね。むくみ・血糖変動が肌の朝コンディションを崩してしまいますよ。
こまめな水分補給
カフェインは午後は控えめ、できれば少量の白湯または常温水をこまめに摂取がむくみの心配もなくいいですよ。
腸ケア
発酵食品(納豆・キムチ・味噌・ヨーグルト)を意識して摂取するのもOKです。腸の水分代謝と肌の透明感にプラスになります。※いくら美容にいい食材とはいえど、毎日摂るということを年数重ねるとカラダに支障が出るケースもありますので、適度にローテーションを組むことが大事ですね。

最適な睡眠時間の目安と、長く寝た日のケア
目安:7〜8時間(個人差あり)。9時間以上が連日なら、肌の“無補水時間”が長くなるので気をつけて!
寝すぎた日は:
起床直後に常温水→軽ストレッチ→スキンケアで角層を素早く起こしましょう
朝食のたんぱく質+ビタミンCを最優先にとりましょう
日中はSPパウダー+ローション薄づけで摩擦を抑えながらこまめに保水します
寝不足の翌日も同じく“保水強化”。無理に寝だめはせず、今夜からリズムを取り戻してくださいね。
よくある誤解(シャレコ視点からの注意点は?)
誤解1:寝る前の乳液、高濃度クリームの厚塗りで保湿完璧
→ 内側の水分が足りていない状態の“フタ”はインナードライ化を進めます。先に保水、必要最小限の面での保護が鉄則です。
誤解2:乳液を増やせば乾燥は止まる
→ シャレコは“保水>保護が美肌をつくると実証しています。水が主役。乳液でのり切る発想は長期的にキメを乱しやすいので、早めに意識を切り替えるといいですよ
誤解3:長く寝れば睡眠の質も上がる
→ 睡眠の質は規則性と中断の少なさで決まります。就寝3時間前からの刺激物カット・ブルーライト調整・寝具摩擦の見直しをするだけで、かなり肌荒れを予防できます。
 
       
   
   
   
   
   
      