「最近、なんだか急に毛穴が目立ってきた気がする……」
シャレコ・スキンケアには、一年を通して毛穴に関する切実なお悩みが数多く寄せられます。
特に気温や湿度が上昇する7月頃になると、こうしたご相談の件数は一気に跳ね上がります。
鏡を見るたびに、ぽつぽつとした毛穴が気になって仕方がない
ファンデーションを塗ると、毛穴落ちがひどくなってきた
夕方になるとお肌がくすみ、毛穴がさらに汚くなってしまう
お肌のデリケートな変化を察知するたび、多くの方が「やっぱり年齢のせいかしら」
「暑さのせいで毛穴がパカッと開いてしまったんだ」と、ご自身を責めたり、焦りを感じたりしてしまいます。
もちろん、紫外線や過剰な皮脂、エアコンによる乾燥などが毛穴のコンディションに影響を与えることは間違いありません。
それは皮膚科学的にも立証されている事実です。
しかし、現代の毛穴トラブルにおける「もう一つの、そして最も大きな原因」があると考えています。

その「毛穴が気になる錯覚」の正体は?
それは、
「毛穴が変わった」のではなく、「毛穴を見る環境」が、
これまでの人類が経験したことのないレベルで激変してしまったか
昔の女性は、こんなに自分の顔を見ていなかった
ひと昔前の私たちのライフスタイルを振り返ってみると、
女性たちは一日に何回、
- 朝: お出かけ前のお化粧のときに、洗面所やドレッサーの鏡で見る。
- 昼: 出先やお仕事の合間に、コンパクトの鏡でサッと化粧直しをする。
- 夜: お風呂上がりやクレンジングのときに、
一日の汚れを落としながら見る。
せいぜい、一日にこの3回から数回程度だったはずです。
7~8回程度、時間にして合算しても、
ところが、現代を生きる私たちの毎日はどうかというと、私たちの
自分の顔を映し出す「携帯電話や高機能な鏡」
- スマートフォンのインカメラを起動したとき、
待ち受け画面に映る自分 - オンライン会議で、画面の片隅に映る自分の顔
- LINEのビデオ通話や、友人との自撮り
- SNSへの投稿動画や写真のチェック(
スマホを二本指で超拡大して確認) - 自宅の洗面所に導入された、手元まで明るいLED照明
- 毛穴の奥までクッキリと見える、5倍鏡や10倍鏡といった拡大鏡
私たちは、自覚している以上に、一日のうちに何十回、
環境におかれていることに気づきました。
「最も自分の肌を頻繁に、そして最も近い距離で見続ける時代」
あなたの毛穴を、一番近くで見ているのは「あなただけ」
ここで、私たちが日常で人と接するときの「物理的な距離」

人間関係における距離感(パーソナルスペース)
| 場面・関係性 | 平均的な距離 |
| 一般的な対面での会話・お仕事の打ち合わせ | 約 80 cm ~ 120 cm |
| 家族や恋人など、ごく親しい人との距離 | 約 40 cm ~ 50 cm |
| スマートフォンを操作・閲覧するときの距離 | 約 20 cm ~ 30 cm |
| 10倍鏡などの拡大鏡を使用するときの距離 | わずか 数cm |
確かに!!って感じですよね。
普段、あなたのご家族やご友人、
50cmから1mほど離れています。その距離から見れば、
個々の小さな毛穴が目につくことはまずありません。
しかし、あなたがスマートフォンを見つめるとき、
その距離は20cm、
つまり、「他人は絶対に見ていない(見えない)距離から、
という状態が作られているのです。
これって、すごく過酷な状況だと思いませんか?
そう、毛穴が急激に巨大化したのではありません。あなたが、
心理学が証明する「選択的注意」の罠
なぜ、一度毛穴が気になり始めると、
ここには、人間の脳の仕組みに関わる、
「選択的注意(カクテルパーティー効果)」という話、
脳は、毎日五感から入ってくる膨大な情報の中から、自分が「
特定の情報だけを無意識に選び出し、
- 例①: 「青い車がいいな、青い車を買おう」と決めた瞬間から、
なぜか街中に青い車ばかりが走っているように感じる。 - 例②: 自分が妊娠したり、家族に妊婦さんができたりすると、
急に街を歩く妊婦さんの姿ばかりが目につくようになる。
街を走る青い車の総数や、
最優先事項としてマークしたため、
お肌のお手入れも、
ある日、スマホの画面に映った自分の毛穴にハッとして、「あ、
それ以降、脳は鏡を見るたびに「毛穴を探せ!」
洗面所の鏡の前に立ったとき、脳はあなたの「お肌のハリ」や「
真っ先に毛穴のスポットへと視線を誘導します。だから、
「昨日よりも、先月よりも、確実に毛穴がひどくなっている」とい
もしかして、そうなっていたかも?
実際には、あなたのお肌の見え方、つまり「
光学の視点:白色LED照明は「影」を深く映し出す

さらに、現代の住環境における「光の性質(光学)」も、
昔の洗面所やホテルの化粧室を思い出してみてください。
白熱灯の光は波長が柔らかく、
しかし現在の主流は、白く直線的で、非常に強い光を放つ「
LEDは手元を明るく照らし、
光が直線的であるため、ほんのわずかなお肌の凹凸に対して、
さらに、洗面所の照明の多くは、頭の「真上」
光が真上から当たると、お肌にある小さなくぼみ(毛穴)
先日宿泊したホテルの洗面台で顔を見たところ、
天井からの証明がなく、
この光のイタズラもあって、洗面所の鏡に映る顔は、
正直なところ思わず鏡の前で「最悪……」とため息をつき、
お肌そのものが数分で変わるわけはありません。
相手が見ている世界と、あなたが気に病んでいる世界は、
光やレンズの歪みが生み出した見え方なだけで、
これが、スマホ時代が作り上げた「毛穴トラブル」
もちろん、
「毛穴の悩みなんて、
実際に、日本の夏という季節は、皮膚科学的にお肌のキメが乱れ、
多少の毛穴の目立ちは出るのですが、「毛穴がパカッと開く」
本当に変わっていたのは、毛穴の形ではなく「 光を反射する肌の力」だった
なぜ、私たちは夏になると「毛穴がひどくなった」
毛穴は「筋肉」のように動かない
スキンケアの広告やSNSの美容情報では、よく「
これらを見ていると、
でも、皮膚科学的な事実をお伝えすると、毛穴には自ら進んで「
毛穴は、皮脂を分泌する皮脂腺とつながっているお肌の「出口」
「朝はキュッと閉じていたのに、
では、なぜ私たちの目には、日によって、
毛穴が目立って見える日、お肌のうえで起きているのは「
「毛穴の周囲を含めた、お肌全体のコンディション(キメ)
人間の健康なお肌の表面には、「皮溝(ひこう)」という細い溝と
キメが美しく整っているお肌は、
そこには当然、生物として必要不可欠な「毛穴」
これが、私たちが目指すべき「毛穴が気にならない肌」なのです。
夏の過酷な環境が、お肌から「光の反射力」を奪う

しかし、夏のお肌には、この美しい「繊維(キメ)」
- 強く降り注ぐ紫外線:紫外線(特にUV-A波)は、お肌の奥深くまで届き、
ハリを支える成分にダメージを与えます。 これによりお肌の弾力が低下し、毛穴の周りの皮膚がしぼんで、 くぼみが深く見えるようになります。 - 大量の汗と皮脂の分泌:暑さによって分泌された汗が蒸発するとき、
お肌の角質層にある大切な水分まで一緒に奪い去っていきます。 また、過剰に分泌された皮脂が紫外線によって酸化すると、 お肌への刺激となり、 角質のターンオーバーを乱す原因になります。 - 冷房による過酷な乾燥:エアコンの風がお肌の水分を奪い、乾燥させます。「
汗でベタついているから潤っている」というのは大きな誤解で、 夏のお肌の内側はカラカラに乾いている「インナードライ」 状態に陥りやすいのです。 - 日常の何気ない摩擦:流れる汗をハンカチやフェイスタオルでゴシゴシと拭き取る、
マスクの着脱で擦れる、 メイク崩れを直すためにパフで何度も強く叩き込む……。 これらの摩擦は、 お肌の最も繊細な表面のキメを物理的にめくり上げ、 乱してしまいます。
これらのダメージが積み重なると、
均一だった表面が凸凹になれば、当然、
その結果、「毛穴のくぼみのエッジ(フチ)に、
私たちは、その乱反射によって生まれた影を見て、
「大変、夏になって毛穴が開いてしまった!」
と錯覚してしまうのです。
「夕方のドロドロ顔」と「毛穴の目立ち」の深い関係
あなたも、このような経験はありませんか?
夕方、オフィスの洗面所の鏡を見たとき。
「毛穴が目立つこと」と「顔全体がくすんで疲れて見えること」。
多くの方は、これらを「毛穴の開き」と「肌疲労・くすみ」
しかし、ここまでの「光のメカニズム」を理解していただければ、
これらは、決して別々の現象ではありません。すべて「
お肌全体のキメが乱れて光が遮られるから、お顔全体が暗く(
つまり、「毛穴が目立つお肌」と「透明感のない疲れたお肌」は、
毛穴が気になるからと、「毛穴専用ケア」

毛穴が気になり始めたとき、
- 毛穴の汚れを強力にかき出す、スクラブ洗顔やクレイパック
- 角栓をペリッと物理的に引き剥がす、強力な吸着型の毛穴パック
- お肌を一時的にキュッと緊張させる、アルコール(エタノール)
高配合の収れん化粧水 - 毛穴を物理的に埋めて隠す、シリコン高配合の部分用メイク下地
確かに、これらは使った直後に「角栓が取れた!」「
もし、これまでお話ししてきた「お肌全体のキメの乱れ、乾燥、
つまり、「毛穴そのもの」
「こんなに一生懸命毛穴ケアをしているのに、
シャレコが「毛穴専用アイテム」を作らない理由
私たちシャレコ・スキンケアは、創業から23年間、
なぜなら、部分的な「穴」だけをどうにかしようとする美容は、
私たちが何よりも大切にしているのは、
キメが美しく整えば、お肌は特別な成分に頼らなくとも、
結果として、毛穴のサイズを無理やり変えたわけではないのに、「
毛穴を無理に小さくコントロールしようとするのではなく、「
具体的に今日から、どのようなお手入れをおこなえば、その「
毛穴を追いかける美容からの卒業――「気にならない肌」
毛穴が気にならない、健やかで美しいお肌」
アイテムをたくさん「増やす」ことではなく、
毛穴は原因ではなく、お肌が発した「結果」である
具体的なお手入れのお話に入る前に、一つだけ、
私たちは、毛穴が目立つとそれを「諸悪の根源(原因)」
しかし本来、毛穴はお肌のトラブルの原因ではなく、
お肌の水分が足りていないとき、摩擦で表面が傷ついているとき、
ですから、結果である毛穴の穴だけをゴシゴシと弄(いじ)
この意識の転換ができるかどうかが、「毛穴迷子」
シャレコ流・毛穴が気にならない肌を育てる4つの習慣
お肌の本来の力(自ら潤い、キメを整える力)を邪魔せず、
① 「24℃の水に近いぬるま湯」で、お肌のうるおいを守り抜く
洗顔の際、お湯の温度を意識したことはありますでしょうか。「
特にお風呂がてらに、シャワーの温度(38℃〜40℃前後)
シャレコがおすすめする洗顔の適温は、「24℃前後のぬるま湯」
この温度でお顔を優しくすすぐことで、
② 「落とす」のではなく「やさしく離す」――徹底的な摩擦ゼロへ
毛穴の黒ずみや角栓が気になると、クレンジングや洗顔の際、
前述の通り、お肌の表面の角質層は、わずか「ラップ一枚分」
良かれと思ったその指先の強いタッチが、
シャレコのクレンジングや洗顔の基本思想は、「
指先がお肌に直接触れて擦れる手応えを感じるようでは、
「今まで、どれだけお肌をいじめてしまっていたんだろう」
③ 油分を重ねる前に、まずは「たっぷり保水」でお肌を満たす
お肌のベタつきや毛穴の目立ちが気になると、「
皮膚科学において、お肌のキメをふっくらと立ち上げ、
お肌の角質層が水分で満たされると、
シャレコが長年、何よりもローション(化粧水)
ベタつくからといって化粧水をササッと済ませるのではなく、
④ 鏡を見る環境を変える――「毛穴」ではなく「顔全体」を見る
お手入れの方法と同じくらい大切なのが、「毛穴を見る環境」
今日から、以下の具体的な行動をして、
- 鏡を見る距離を「離す」:洗面所で鏡を見るときは、意識的に一歩、
後ろへ下がってみてください。それこそが、 普段あなたの周りの大切な人たちが、 あなたの素敵な表情を見ている「本当の距離」です。 その距離でお肌を評価する習慣をつけましょう。 - 10倍鏡は「チェック用」として時々使用にする:拡大鏡は、目元の細かいアイラインを引くときや、
ピンポイントのトゲ・汚れを確認するためだけの「道具」です。「 今日のお肌の調子が良いか悪いか」 を判断するための評価基準として拡大鏡を使うのは、 今すぐ卒業しましょう。 - 毛穴ではなく「顔全体の印象」に意識を向ける:鏡の前に立ったとき、
真っ先に小鼻の毛穴に視線を落とすのをグッと堪えてみてください 。代わりに、「今日の表情は明るいかな?」「 お肌全体にみずみずしい透明感があるかな?」「 優しい笑顔ができているかな?」と、 お顔全体のバランスやトーンを見るようにします。
最初は物足りなく感じるかもしれません。しかし、脳が「
毛穴を追いかける美容から卒業し、 肌全体を健やかに育てる楽しさへ
スマートフォンが普及し、LED照明が暮らしを照らし、
しかし、ここまでお読みいただいたあなたなら、
そこに映る毛穴の影は、
人があなたを見るとき、
あなたが浮かべる温かい笑顔、ハツラツとした表情、
毛穴というお顔のほんの一部、
毎朝、鏡の前に立つたびに、「毛穴がひどい」
あなたのお肌が持つ、
