“保湿の常識”が落とし穴になることも
40代を過ぎると、肌は若い頃と比べて角質層が薄くなり、皮脂の分泌も減少しがちです。敏感肌や乾燥肌の方は特に、外部刺激から守る力が弱まっているため、ちょっとした摩擦や間違ったクリームの塗り方がシミ・シワ・くすみの原因になってしまうことがあります。
一度できてしまったシワを完全に戻すのは難しいもの。だからこそ「毎日のケアで不要な刺激を与えないこと」が、エイジングケアの第一歩になります。
NGなクリームの塗り方
実は多くの方が「塗っているつもり」で、肌に負担をかけてしまっています。
- 横に滑らせて全体に伸ばす
→ 角質層を引きずり、摩擦によって小ジワ・シミ・毛穴の開きにつながる。 - 一か所に厚くのせてクルクル広げる
→ その部分に重みが集中し、炎症や色素沈着を招きやすい。 - ゴシゴシ塗り込む
→ バリア機能が壊れ、赤み・かゆみ・敏感肌の悪化につながる。
さらに「顔の5点置きから伸ばす」「マッサージ感覚で強くこする」「指先で横滑り」なども摩擦や圧迫を生み、40代以降の肌には大きな負担となります。
摩擦ゼロを実現する正しいクリームのつけ方
シャレコがおすすめするのは「ペタペタ塗り」。
- クリームを適量とり、両手のひら全体に広げる。
- 頬など広い部分に手のひらを“ペタッ”と置く。
- 少しずつ位置を変えて、ペタペタとスタンプのように乗せていく。
- 目元・小鼻・口周りなど細かい部分は、指先についたクリームをそっと置く。
たったこれだけで、シミが薄くなったり、敏感肌のゆらぎが減るケースも多くあります。
保湿クリームは「保水キープ+代謝促進」
一般的に保湿クリームというと「高保湿でしっとり感が強いほど良い」と思われがちですが、実はそれだけでは代謝が滞り、肌の老化を早める原因になることもあります。
シャレコでは、保湿クリームの役割を保水キープと代謝促進と考えています。
特にインナードライ肌や乾燥肌の場合は、まず保水力に優れた化粧水で角質層に水分を届け、その後に保湿クリームで水分蒸散を防ぎながら代謝を守るケアが効果的です。
保水と代謝を同時に支えるには、成分や処方の選び方がとても重要です。ここからは、そのために配合されている注目成分と設計についてご紹介します。
肌を守るための「注目成分と設計」
- アラントイン:細胞を活性化し、くすみやゴワつきを防ぐ。
- 皮脂バランス調整処方:潤うのにベタつかない快適さ。
- 敏感肌設計:無香料・無鉱物油・低刺激。
- 植物由来の鎮静成分:ウコン・イチョウ・シコンエキスで赤みや炎症をケア。
こうした処方が、40代以降の敏感肌や乾燥肌、インナードライ肌にも対応し、弾力と透明感を支えてくれます。
実際のお客様の声
- 「半年続けたら、地黒だと思っていた肌がワントーン明るくなりました」
- 「このクリームのおかげで、以前のような大きな肌荒れがなくなり安心です」
- 「軽いつけ心地なのに、ちゃんとしっとり。ベタつきが苦手な私でも続けられます」
さいごに
保湿クリームの塗り方は、自己流や誰かの真似でなんとなく…という方が多いかもしれません。ですが本当に大切なのは、“どう塗るか”と“何を塗るか”。
40代の敏感肌・乾燥肌・インナードライ肌を守るには、「摩擦レスの塗り方」と「代謝を助けるクリーム選び」の両方が欠かせません。
肌を圧から解放し、正しい方法で毎日コツコツ続けることが、美肌への近道です。
FAQ
- Q1. クリームは朝と夜どちらも必要ですか?
- A. はい。夜は肌の修復をサポートし、朝は外部刺激から守る役割があります。時間帯でつけ方を変える必要はありません。
- Q2. インナードライ肌でもクリームは必要?
- A. はい。インナードライ肌は一見ベタついていても内側は水分不足です。保水力のある化粧水でうるおいを与えた後、クリームでフタをすることで水分蒸散を防ぎ、代謝を守ることができます。
- Q3. クリームの適量はどのくらいですか?
- A. パール粒大が目安です。少なすぎると摩擦の原因、多すぎるとベタつきの元になるので、ちょうどよい量を手のひらに広げて使いましょう。