乾燥が気になる季節になると、シートマスクに頼ってしまう方も多いのではないでしょうか。
最近では、ある有名人がシートマスクの効果について「真皮層まで水分が入り、肌がどんどん柔らかくなる」と発言し、大きな話題になりました。
しかし、この発言に対して専門家から異議が唱えられ、シートマスクの効果について改めて見直す声も上がっています。
シートマスクの効果って?
そもそも、シートマスクに含まれた美容成分は、肌のどの層まで届くのでしょうか?
私たちの肌は、外側から大きく分けて「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層で構成されています。
一般的に、化粧品は肌の表面にある「表皮」に働きかけることを目的として作られています。
特別な技術を利用した一部の成分では「真皮層にアプローチ」するよう設計されているようですが、化粧品でそのような表現は薬機法に抵触すると思います。
シートマスクの過剰な使用は肌トラブルの原因に?
シートマスクは、手軽に保湿ケアができる便利なアイテムですが、使い方によっては肌トラブルの原因になることもあります。
特に、朝晩毎日長時間使用したり、同じシートマスクを長期間使い続けたりすることは、肌への負担が大きくなり、乾燥や肌荒れを悪化させる可能性があります。
シャレコの肌相談には、過剰なシートパックで肌がカサブタだらけになったビニール肌になった、なにをやっても肌が元に戻らないというご相談がとても多いです。
また、使いきりのパックでしたら防腐剤の量も少ないですが、1パックに複数のパックが入っている商品ですと毎回封をあけて取り出すので雑菌がはいりやすくなります。そのため刺激が強い防腐剤を使っているものもあります。敏感肌の方は注意が必要です。
シートマスクを賢く使うために
シャレコではシートマスクをプラスケアだと考えています。季節の変わり目などで疲れた肌に潤いを与えます。
そしてシャレコアイテムでドライシートマスク等を使ったスペシャルパックを紹介していますので是非トライしてみてください。
まとめ
シートマスクは、肌に潤いを与える効果が期待できるアイテムですが、万能ではありません。正しい使い方を心がけ、肌の状態に合わせて賢く使いましょう。
年齢を重ねても健康でいきいきとした肌を保つためには、シートマスクだけに頼らず、自分に合ったスキンケア方法を見つけることが大切です。