「止まらない唇の皮むけ、その原因がなんと!!」のお話です

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唇の荒れ

洒落っ娘クラブでご紹介している、足裏の先生から「唇の皮むけは、胃腸の不調からきている!」と教わり、それ以降、唇の荒れに悩む方に同じヒアリングをしてきました。

それは、

「何か同じものを毎日欠かさず食べていませんか?」ということをヒアリングするのです。

すると、ほぼ8割の方が、「あー、そういえば食べています。」という答えが返ってきます。

「健康にいいと聞いたので、2年くらい続けていました。」
「大好物で毎日食べないといられない!」とのことでした。

その中で、多い回答がチョコレートでした。

チョコレートについては、「チョコレート依存症」という言葉があるように、かなり慢性的に食べたくなってしまうようです。

■カフェイン ■テオブロミン ■エンドルフィン ■フェネチルアミン  ■アナンダマイド

など、気分を高揚させたり、幸せと感じる作用のある成分に似た物質が入っているそうなのです。

それが、「与えられているときはハッピーだけど、それがなくなると欲しくなる!」
この構造が出来上がっていると考えられます。

そもそもチョコレートを食べて「幸せになる」「幸せを感じる」ということは、かなり根本に解決できない悩み、心のストレスを感じているのだと思われます。

そう言えば私も疲れている時に、自然とチョコレートに目が行きます。

カカオ分が多い多いチョコレートは健康に良いと言うお話もあるので、必要な場合もあるのでしょうが、もし「食べ過ぎだな?」と思い当たるようでしたら、見直ししてみるといいかも知れませんね。

また、身近な方でずっと唇の皮むけに悩んでいらっしゃる方がいたら、ぜひ同じものを食べ続けていないか?を聞いてみてください。

ただ、それが原因かもと認識したところで、そこからが大変です。
自分の意志だけでは、なかなか止められません。

やはり、心の奥底に潜んでいる根本原因を掘り返さないといけないと思います。

もし、この記事に何か心あたりがある方は、いつでもご相談ください

いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 

<西川のり子先生の中医学ベースの体内スキンケア>

「唇の皮むけは、胃腸の不調からきている!」足裏の先生のおっしゃるとおりです。

もう少し補足すると、胃に炎症が起きている時、唇は荒れやすく皮むけが起こりやすいです。

内臓器官は、単独ではたらいているわけではありません。
密接に関係し合っています。

ちなみに胃腸と口、唇の他に心臓と舌、肝臓と目、肺と皮膚、腎臓と耳がつながっています。

皮膚が乾燥すると皮がめくれます。熱があったり水分が不足していると乾燥します。
唇の乾燥や皮むけは胃の熱が伝わってあらわれたものと説明ができます。

胃に熱があると、唇の皮むけやアレの他に次のような症状が現れます。

・空腹時に胃に不快感がある
・すぐにお腹が空き、何か少しでも飲食すると落ち着く
・胃潰瘍、慢性胃炎と診断されたことがある
・口内炎ができている
・口が臭い
・冷え性なのに冷たいものが好き

こんな時、食べてはいけないものが辛いものです。
辛いものには、熱を生むはたらきがあります。
胃に熱がある時に辛いものを食べるのは、火に油を注ぐようなもの。
いくら唇にリップクリームを塗っても焼け石に水です。

また胃腸を傷つけやすい甘いもの油っぽいもの冷たい飲み物、食べ物、アルコールはひかえましょう。

胃に熱があるときは、胃の熱を冷ます食物を摂ることをおすすめします。

胃の熱を冷ます食物
苦味のあるもの
ゴーヤ、緑茶、抹茶、クマザサエキス、タンポポコーヒーなど

水分の多い野菜を果物
トマト、ナス、キュウリなどの瓜類
スイカ、メロン、リンゴ、キウイ、マンゴーなど