涼しくなった途端、洗顔のお湯を温かくしていませんか?
秋の肌が急にゴワつく人に確認してほしい「洗顔温度」と、もうひとつの秋ケア
ずっと使っている化粧水が、なぜ急にしみるのか
「えっ……これ、ずっと使っている化粧水なのに」
いつもと同じように顔を洗い、いつもと同じように化粧水を手のひらにとってなじませた瞬間。
頬や口のまわりが、ピリッ……。
昨日までは何ともなかったのに。先週までは気持ちよく使えていたのに。
突然そんな違和感を覚えると、不安になりますよね。
「急に敏感肌になっちゃったのかな?」
「年齢のせいで、この化粧水が合わなくなってしまったの?」
「それとも、季節の変わり目だから我慢するしかないのかな?」
朝晩の風がひんやりし始める秋口になると、私たちのもとにも同じようなご相談が急に増えます。
「頬が急にゴワゴワして硬くなってきた」
「口もとや目もとがカサカサ乾いてつっぱる」
「いつも使っているスキンケアなのに、今日はなぜかしみる」
「丁寧にお手入れしているつもりなのに、顔全体がどんより冴えない……」
もちろん、強い赤みや腫れ、ジンジンとした痛みが続く場合は、無理にお手入れを続けず、皮膚科などの専門医に診てもらうことが先決です。
でも、そこまでではない。
ただ、「昨日までの素肌と、なんだか調子が違う」。
そんなとき、シャレコでは「化粧品が合わなくなった」とすぐには考えません。
「その化粧水をつける直前、お顔に何をしていましたか?」
と、時間を少し巻き戻して原因を探ります。
そして、この時期にいちばん多くお尋ねするのが、この質問です。
「ここ数日、洗顔するときのお湯を、無意識に少し温かくしていませんか?」

同じ温度で洗っている「つもり」でも、手先が選ぶ温度は変わっています
少し前までは、蛇口をひねればそれほど冷たくない水が出ていました。
ところが急に寒くなると、朝の水に触れた瞬間、思わず「冷たっ!」と手を引っ込めてしまいますよね。
そこで、無意識にお湯側のレバーを少しひねる。
最初は冷たさを和らげるための、ほんの少しのぬるま湯だったはずです。
でも、気温が下がるにつれて、冷えた手先が「このくらいが気持ちいいな」と感じる温度は、知らず知らずのうちに36℃、38℃、40℃……と上がっていきます。
これが、秋の肌の調子を崩す「最大の盲点」です。
特に気をつけたいのが、夜のお風呂場での洗顔です。
湯船で体はポカポカ、浴室は湯気でいっぱい。
そんな中で、顔だけに冷たい水をかけるのは誰だって嫌ですよね。
つい、体を洗うのと同じ40℃前後のシャワーを、そのまま顔に当てて流してしまう……。
やっかいなのは、ご本人に「熱いお湯で洗った」という自覚がまったくないことです。
手や体が冷えているからこそ、「心地よい、やさしい温度で洗っただけ」と感じてしまう。
だから、洗顔の温度が原因だとは、なかなか気づけないのです。
シャレコが何万人ものカルテからたどり着いた「24℃」という数字
シャレコでは23年以上にわたり、肌トラブルに悩む方々のご相談をお受けしてきました。
大切にしているのは、アドバイスをお伝えして終わりにせず、「その後、お肌がどう変わったか」まで二人三脚で見届けることです。
思うように変化が出なければ、もう一度詳しくお話を伺います。
「洗顔料の泡立て方は?」「すすぐときの力加減は?」「お湯の温度は?」「すすいだ回数は?」「どんな順番で肌に触れた?」
この気の遠くなるような経過観察を、長年積み重ねてきました。
その中で、洗顔の目安として導き出した温度が「24℃」です。
「えっ、ぬるま湯じゃないの? 24℃って、ほとんど水じゃないですか!」
そう驚かれる方がたくさんいらっしゃいます。
実際に水温計で計った24℃の水に触れてみると、体温より10℃以上低いので、手にはかなり冷たく感じられます。
初めて試したお客様から「こんなに冷たい水で洗って、本当に大丈夫なんですか?」と心配されることもしばしばです。
(余談ですが、ロサンゼルスでスキンケアレッスン会を開いたときは、水道の水がそもそも24℃に届かず、さすがにこの目安をそのまま当てはめることはできませんでした。)
ここが、とても大切な分かれ道です。
「手先が気持ちいいと感じる温度」と、「顔の肌のバリアを守る温度」は、まったくの別物なのです。
顔の肌を守っているのは、目に見えないほど薄い「皮脂膜」と、角層の細胞同士をつなぎとめている「細胞間脂質(セラミドなど)」です。
どちらも油の仲間。フライパンの油汚れがお湯でゆるんで流れていくのと同じように、温かいお湯に触れると肌から流れ出やすくなります。
季節の変わり目で、ただでさえバリア機能が弱りがちな角層に、38℃や40℃のお湯を毎日当てていたら――。うるおいを守る大切な脂質が奪われ、角層はすき間だらけになってしまいます。
その無防備になった肌に、いつもの化粧水をつける。
すると、化粧水がすき間から入り込み、刺激として感じられる……。
これが、「昨日まで平気だった化粧水が、急にしみる」本当の理由です。
化粧水が悪くなったのではありません。温かいお湯でバリアが乱れた肌が発しているSOSだったのです。

温度と一緒に見直してほしい「すすぎの回数」
温度と同じくらい秋の肌に影響しているのが、「すすぎの回数」です。
真面目で美意識の高い方ほど、
「洗顔料やクレンジングが毛穴に残ったら大変!」
と、15回、20回、30回とすすぎ続けてしまいます。
しかし、これも秋の肌には過剰な刺激です。
水に触れる時間が長くなるほど、角層にもともと備わっている「天然保湿因子(NMF)」が流れ出し、乾燥が進みやすくなります。
そこでシャレコがお伝えしているルールが、「すすぎは8回以内」です。
顔についた泡をいったん手で取り去ってから、24℃前後の水を手のひらにため、そっと顔をつけるようにしてすすぎます。これを8回で、おしまい。
生え際は回数に数えませんので、泡が残らないよう洗い流して大丈夫です。
シャワーを顔に直接当てて流すのは厳禁です。
急に肌の調子が変わったときは、
「もっと何かを足さなきゃ!」と新しいアイテムを探す前に、
「良かれと思って、お湯を熱くしすぎたり、洗いすぎたりしていないかな?」
と、毎日の「引き算」を先に思い出してあげてください。
それでも「全部まとめて気になる」日には
洗顔は24℃、すすぎは8回以内、タオルはそっと押さえるだけ。
そこまで見直しても、頬はゴワゴワ、小鼻はザラザラ、口もとや目もとはカサカサ。顔色までどんより見える……。
「ゴワつきも、ザラつきも、乾燥も、くすみも、全部いっぺんに気になる!」
そんな日もあります。
ここで拭き取り化粧水に美容液、クリーム……とあれこれ重ねると、弱っている肌はかえって刺激に耐えきれなくなってしまいます。
そんな「全部気になる日」のための補修ケアとしてシャレコがご用意しているのが、「モイストプラスパック プレミアム」です。

「取る」のではなく「まずやわらかくする」5分間のパック
モイストプラスパック プレミアムは、洗顔後の肌に塗って5分おき、洗い流すパックです。
シートマスクとも、肌の上で乾かすクレイパックとも違います。エステで古くから親しまれてきたパラフィンパックの密着感に着目した「パラフィン様パック」で、肌に乗せても乾きません。
こっくりと濃密なベールが顔全体をぴたっと覆い、肌の温もりとうるおいを包み込みます。
小鼻やあごの角栓は、見つけるとつい押し出したり、スクラブで削ったりしたくなりますよね。
でも、力まかせのケアは肌の負担になり、かえって角栓やゴワつきを繰り返すもとになります。
シャレコの考え方は、その逆です。
無理に取るのではなく、まず、うるおいでやわらかくする。
5分間包み込むことで、硬くなっていた古い角質や角栓が、蒸しタオルを当てたあとのようにやわらかくゆるみます。
だから、洗い流すだけで、頑固だった小鼻のザラつきがスルンとほどけ、生まれたてのようななめらかな手触りに導かれます。
さらに、大人の肌を力強く支える贅沢な成分もたっぷり入っています。
アスタキサンチン:自然界最強クラスの抗酸化力を持ち、蓄積した酸化ダメージをケアする赤の美肌成分
アドニスパレスチナ花エキス:過酷な環境を生き抜く植物の生命力で、くすみがちな大人の肌にいきいきとしたハリと明るさを呼び戻すエキス
ハトムギ種子エキス(ヨクイニン):古くから肌をなめらかに整える和漢生薬として親しまれ、乱れたキメやつるんとした手触りを整える成分
「落としすぎない」洗顔と、必要なうるおいと栄養をぎゅっと包み込んで与えるパック。
この二つは、寒い時期の素肌を支える両輪です。
ひとつの症状に慌ててケアを足し算していくより、このバランスを守ることこそが、どんな高価な化粧品を買い足すよりも確実にお肌を立て直す近道なのです。
今夜、鏡の前で試してほしい手順
今夜の洗顔から、次のステップを試してみてくださいね。
1.水温を確かめる
手先が少し「ヒヤッ」とするくらいの24℃に合わせます。
2.泡を転がすように洗う
指先でこすらず、泡のクッションだけで汚れを浮かせます。
3.すすぎは「8回以内」で終える
泡を手で取り去り、手のひらにためた水でやさしく8回。シャワーは直接当てません。
4.タオルで水分を「そっと押さえる」
ゴシゴシ拭かず、やわらかいタオルを当てて水分を吸い取らせます。
まずは、ここまで。
タオルを離したら、手のひらでそっと素肌に触れてみてください。
強いヒリつきや赤みはないけれど、
「ゴワつきも、乾燥も、小鼻のザラつきも気になるな」
と感じる日が、モイストプラスパック プレミアムの出番です。
目のまわりを避けて顔全体にやさしく伸ばし、ゆったり深呼吸しながら5分間。
水に近いぬるま湯でやさしく洗い流したら、両手で頬を包み込んでみてください。
「あ……さっきまでのゴワゴワが嘘みたいに、やわらかくてもっちりしてる!」
「鏡を見たら、顔色がパッと明るくトーンアップしている♪」
その指先の驚きと手応えこそが、肌が本来の健やかさを取り戻した合図です。
パックのあとは、いつも通りシャレコローションで水分を補い、最後にシャレコクリームを薄く重ねてくださいね。
※強いヒリつきや赤み、かゆみがあるときは、無理にパックをせず、ローションでのやさしい保水だけにして、肌を休ませてあげてください。
おわりに
寒くなって肌に異変を感じたら、ぜひこのコラムを思い出して、今夜の洗顔から試してみてください。
きっと、肌コンディションは整いだしますよ。
10月7日(水)より
モイストプラスパックキャンペーン開始します。
