え~、なんで急に老け見え?
“肌が突然くすむ”
“色素沈着が目立つ”
“シミが浮かんでくる”
知っていますか?その意外な原因を…
冷たい風と温かい室内――その往復だけで、肌は疲れていき、角質が硬くなると、メラニンは出口を失い定着してしまう?!
昨日まで普通だったのに…鏡の中の突然のくすみ
「なんだか急に老けた気がする」
「昨日は大丈夫だったのに、急に顔色が悪い」
「メイクの乗りが、今日だけ極端に悪い…」
こんな“急変”を、肌は本当に起こします。
それは、あなたが怠ったわけではありません。
実は、季節の変わり目にだけ起こる“肌の誤作動” が重なると、一晩で顔色が2〜3歳変わって見える、下手したら5歳、10歳と大幅に印象を変えてしまうことさえあるのです。
中でもこの季節は、
・外に出た瞬間の冷たい風
・室内の暖かい乾いた空気
・朝晩の急な冷え込み
この“温度差・湿度差”が肌にとって強烈なストレスになります。
そして、角質が硬くなり、水分を抱えられなくなり、代謝まで送れてメラニンがどんどん積みあがる!!角質層が硬くなりごわつくのです。

肌は“外気の衝撃”に弱い
朝、家を出た瞬間に触れるあの冷たい空気。
実は肌にとって「突風」以上の刺激なのです。
・外気温が低い → 肌は“ぎゅっ”と縮む
・室内に入る → ふわっと緩む
・この繰り返し → 角質のキメが乱れる
・乾燥した外気 → 表面の水分が急速に失われる
この “キメのゆがみ” と “水分不足” が合わさると、角質層が固くなり、皮膚のごわつき、ザラつき、そしてメラニンを排出するルートの一つが閉ざされる感じになります。
本来なら剥がれていくはずの古い角質が、肌の上で居座ったままになるのです。
これこそが シミや色素沈着のスタート地になってしまいます。
さらに外気は、私たちが思っている以上に“水分を奪う力”を持っています。
冬の外気は湿度20〜30%
→ 砂漠とほぼ同じ乾燥度
→ 肌の水分が5分で蒸発しはじめる
冷たい風にほんの数分当たるだけで
→ 肌は緊張
→ 水分が急減
→ 防御のために角質が厚くなる
このサイクルが毎日のように繰り返され、「突然のくすみ」「色素沈着」ができてしまうのです。
外気ダメージは“テカリと乾燥”を同時に生む
「朝はテカるのに、夜になると頬が粉を吹く」
「鼻横はテカるのに、目元だけカサつく」
こんな“ちぐはぐ肌”が増えるのが、この季節の特徴。
なぜこんな矛盾が起こるのか?
実は肌は 外気の冷たさに触れた瞬間、内部の水分を失いやすい構造 になっています。
水分が逃げる
→ 肌は「乾いてる!」と信号を出す
→ 皮脂が過剰に分泌される
そして夕方には、内部はカラカラ、表面はテカテカという“インナードライ”特有の状態になります。
テカっているのに乾いている。この矛盾状態こそが、美肌の大敵・角質肥厚(角質の厚み) を加速させる原因なのです。
角質が厚くなるほど
→ 顔色が一気に暗く見える
→ 透明感が消える
これらが短期間で起こるため、
“急に老け見えする”という現象につながるのです。

睡眠中の“無補水時間”が冬の肌を老けさせる?!
ここで意外な事実をお伝えします。
実は、寒くなる季節ほど「睡眠で肌が乾く」という状態に陥りやすくなります。
・冷え → 血流が落ちる
・寝室は乾燥 → 湿度40%以下
・毛布・布団の摩擦 → 微細な刺激
・8時間の無補水時間 → 水分ロスが加速
冬の皮膚は、夏の約3倍乾きやすいといわれています。
だからこそ朝起きた時に
・目元がつっぱる
・頬がザラつく
・鼻横が赤い
・トーンが暗い
という“寝起き不調”が出やすいのです。
睡眠中に乾燥した角質は非常に硬くなり、メラニンの排出ルートはさらに狭くなり、色素沈着につながります。
角質が硬くなると、シミや色素沈着、くすみが定着する
肌がくすむ最大の理由、それは――
角質が硬くなると、メラニンは出られなくなるから。
肌の内部で自然に作られるメラニンは本来ターンオーバーとともに表面へ押し上げられ、剥がれていきます。
ところが…
・外気で角質が縮む
・温度差で肌がゆがむ
・水分が逃げて角質が硬くなる
これらが起こると“出口(排出ルート)”が閉じてしまう のです。
すると、皮膚の浅い層に留まってしまい、薄いグレーの影のような“くすみ”として表面に現れます。
しかも厄介なのは、放置すると積み重なって シミ になるということ。
だから、この季節の“突然の老け見え”は実は「老化」ではなく “外気による角質トラブル” が起きていただけなのです。

冬にこそ必要なのは “保湿”ではなく“保水”
多くの人が乾燥シーズンになると
「しっとり系の保湿クリームをつける」「乳液を塗る」というケアを選びがちです。
しかし外気ダメージで硬くなった肌に必要なのは油分ではなく“水分”の補給 です。
保湿クリームでは角質を柔らかくできません。
水分が入った状態の角質に適度な油分で保護をするからこそ、本来のバリア機能が整うのです。
だからシャレコ式では「保水ファースト」を20年以上、お伝えし続けています。
透明感を取り戻す“冬の保水お手入れ方法”
冬の朝のお手入れ
①洗顔後、V20Cセラムをシミ、色素沈着している場所に指先でトントンとつけてから残ったセラムは顔全体に広げます
②シャレコエッセンスをシミ、色素沈着、赤み、小じわ、乾燥部分に先に指先でトントンとつけて伸ばしていき、残ったエッセンスを顔全体につけます
③ローションを繰り返し5~6回つけてしっかり保水します
④シャレコクリームを顔全体につけて、代謝力アップさせて透明感を出させます
⑤UVローション(保湿重視の下地ローション)で表面をコーティングします
⑥SPパウダーで外気バリアから肌を守ります。
冬の夜のお手入れ
①クレンジング、ウォッシングでW洗顔(シャレコのアイテムは、機能的に計算して処方を組んでいるので、W洗顔していく方が肌がキレイになります)
②朝の1~4と同じお手入れをします
③夜の水分蒸散を防ぐために、レスキュージェルの薄膜、またはバリアクリームでしっかり膜を張って布団の摩擦などをブロックしたうえに、保護します
これらのケアを積み重ねていけば、“突然のくすみ”“色素沈着”“シミ”の原因となる、角質の硬さ、水分不足、外気ダメージ、温度差ストレス、メラニン排出停滞これらすべてにアプローチできて、よい結果に変換できます。
保水に大切な化粧水のつけ方
① ローション5〜6回“置くように”重ねる
角質が硬くなっていると、化粧水は1回つけるだけでは水分が入りません。
・手の平でそっと手を当てて優しく置くようにつけます。
・3秒ずつ、擦らない、横滑りさせないがコツ。
この水分補給こそが角質をふわっと柔らかくし、メラニン排出の入口を開ける方法の一つになるのです。
② 日中の“追い保水”
冬の乾燥スピードは想像以上。日中に1回だけ“追い保水”するだけでもどんより感じる影、くすみ、赤みが激減します。
私たちの肌は驚くほど素直です
外気による“肌の誤作動”が起きていただけかもしれません。
外気の冷たさ、室内の暖かさ、湿度差などの“自然現象”が重なると、肌が突然くすんだり、老けたように見えたりするのは当然のことです。
しかし、今回ご紹介した正しい乾燥中でも刺激を感じにくい一般的なビタミンCは乾燥中でも刺激を感じにくい一般的なビタミンCは順番で保水し、角質を柔らかくし、代謝をアップさせて、不要なものを外に出したり、中で作らせないようにすれば、肌は驚くほど素直に応えてくれます。
冬は、ただ乾燥する季節ではなく、むしろ、透明感づくりには最適な季節なのです。
あなたの肌は、まだまだ変わります。
今日から、未来の肌を作っていきましょう。
保水に関するQ&A
Q1. 「保水ケア」と「保湿ケア」はどう違うの?
A. 一般的に「保湿=油分で水分を閉じ込める」ケアが多く行われますが、乾燥肌やインナードライ肌の場合、肌の角質層に水分をしっかり届ける「保水」が先 — そのうえで軽く油分(クリームやバリアクリーム)でフタをするのが理想です。脂性肌でテカリが気になるからと油分多めのケアを続けていると、肌内部は水分不足のまま――それが「老け見え」「くすみ」「シミ」の原因になることがあります。
Q2. 化粧水は何回つければいいの?どのタイミングで?
A. 肌が乾きやすい季節や、冷たい外気と暖かい室内など温度・湿度差のある時期は、洗顔後の化粧水を“数回に分けて”“少量ずつ”“手のひらで優しく置くように”つけるのがポイントです。たとえば乾燥肌・混合肌の方なら 7〜9回 を目安にすると、角質が水分を抱え込みやすくなり、潤いと透明感のある肌に近づきやすくなります。
Q3. どれくらいで「肌の変化」を感じられる?すぐに効果は出る?
A. スキンケアの効果は、毎日の積み重ねが鍵です。特にインナードライや年齢肌が気になる方は、まずは 2〜3週間程度 をひとつの目安に。角質の柔軟性改善、水分保持力アップ、メラニン排出の改善による透明感の変化などを感じやすくなります。もちろん個人差がありますが、あきらめず継続することで「肌が水分を抱える力」を取り戻せます。
