「尿素入り化粧品はどうですか?」のお話です。

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先週の水クレンジングに続き、手作り化粧品についてのご相談です。

手作り化粧品の原料で尿素を入れるといいとありました。
使ってみているのですが、水のようにサラっとしていてつけた感じはしないのですが、尿素ってどうなのでしょうか?

とのこと。

尿素は、分子の構造上で水となじみやすく、尿素入りのクリームなどを使えば、尿素がしっかりと水分子をつかまえ、肌の乾燥を防ぐといわれています。

また、反面尿素は皮膚表面の余分な角質を除く働きもあります。つまり尿素は潤いを保つだけでなく、肌をツルツルにする作用も合わせ持っているということになります。

実は、「尿素を多量に(20%以上)配合したクリームは皮膚の薄いところには塗ってはいけない」

と心配する声もあるよう。

それは、DNAを抽出する前に20%尿素を作用させて細胞膜を破壊して取り出す方法もあるとのこと。

単純にこの話だけでも、皮膚の弱い人は使わないほうがよさそうだということがわかりますよね。

それなのになぜ乾燥肌の人に尿素を多配合したクリームが人気なのだろう?と思っていたら、

老人性の乾燥肌になると水分を失ってのかゆみが出てしまい、尿素入りのクリームを塗ると調子がよくなるということで、最近では人気のようです。

私の知人もかかとのひび割れのところに使っていたら、すごく柔らかくなったと喜んでいました。

かかとでしたら角質が厚くなりやすい所なので心配ないですが、かゆみを抑えるのを目的として尿素入りのクリームを全身に塗り続けると…

だんだんと効果に慣れてしまい、早い人だと2.3時間おきに塗りなおさないといけなくなるというケースも発生しているようです。

このような点から、リピート性を高めるために痒みを抑え、でも使わなくてはいられないようにしているのではないか…という説まで飛び交っています。

でも、これが本当の話だったら何だか怖いですよね。

薬って治るものだと信じて使ってしまいますから。

ただ、これまでシャレコでスキンケア相談を受けてきて一ついえることは、やはり自分の体内環境や脳内環境を整えることと、人間本来が持つ治癒力を信じるほうが、本当の結果につながりますし、なによりも肌が健康でいられます。

このご相談の場合、尿素入りの化粧水をつくられてるということで、配合比率と目に入らない注意は必要だと思います。

化粧品選びって本当に「自分の出会ったタイミング」で行われるので、肌のコンディションに合っているかどうかのチェックまではなかなか難しいと思います。

もし、こんな方法を取り入れているけれど大丈夫かな?と思う
ときにはいつでもサポートまでご連絡くださいね。

support@shareco.co.jp

いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます♪

シャレコ