手作りで「水クレンジング」を作り、使った場合、肌にはどうなのでしょうか?
というご質問を頂きました。
まず、手作りの水クレンジングは、ポリソルベートという界面活性剤を用いて親油性、親水性を実現するようです。
この、ポリソルベートは非イオン系界面活性剤なので安心と言われています。
界面活性剤でもいろいろな種類があり、その中でも非イオン系は一番低刺激で安心できるものというのが一般的ですよね。
ただ、このポリソルベートという成分自体が「眼瞼下垂(がんけんかすい)」と因果関係がありそうだ等という説もあるため、
ここは判断が難しいところです。
最近になって水クレンジングが人気になってきた理由に、
・ふき取るだけで簡単
・片手クレンジングが可能
・洗い流しやダブル洗顔、洗顔後の化粧水や保湿剤の必要がない
・「クレンジング」「洗顔」「化粧水」の機能を果たすので、化粧品を買う量を大幅に減らすことができる
などが選ばれている要因のようです。
ここで、シャレコはいつも気になります。
5年後の肌としては・・・
1.ふき取る刺激による摩擦が原因のシミ
2.皮膚に押し込めてしまう不要物の蓄積による顔のくすみ
3.肌の内側の水分不足による肌の老化
が心配です。
長期の使用結果が、まだ水クレンジング自体の人気が出てきて数年と浅いため、データが集まっていないのも気になるところです。
やはり化粧品にはそれぞれに役割がありますので、洗顔は洗顔、保水は保水、栄養分は栄養分、保湿は保湿と自然な流れに沿うほうが快適な肌で過ごせると思います。
特に肌トラブルのある場合は、たいていが肌の内側の水分不足が慢性トラブルの元になっていますので、肌の改善が進むまでは多少手のかかるケアになることが予想されます。
しかし、きちんとステップを踏んでケアが進むと、同じくらいケアがシンプルになっていけるのも事実です。
どうぞ、これはもしかしたら違ってきているかな?と思うお手入れ内容がありましたら、いつでもご相談くださいね。
件名「お手入れ内容の違いチェック」にお名前、年齢、肌トラブル、どこが心配かをサポートまでご連絡ください。
いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。
シャレコ