前回のメルマガで、尿素化粧品についての記事を紹介した
中で、角質層の代謝機能を回復する成分として、パンテ
ノールが紹介されていました。
パンテノールと言うと、シャンプーに配合されているという
イメージが強いのですが、パンテノールとはビタミンB5の
誘導体でプロビタミンB5、パントテン酸などといわれます。
パンテノールの働きは新陳代謝を活発にするほか、成長維持
や発達に作用を与えるものです。
このように新陳代謝を活発にする成分としては、個々にあげ
られるものがいろいろあるのですが、シャレコでは特定の
成分が単一で働くとは考えていません。
なぜなら、もし本当に「それだけ有効だ！！」という成分が
判明していたのでしたら、日本中の化粧品にその成分だけ
入れたものだけ作れば、肌トラブルに悩む女性がいなくなり、
みんなが幸せになれるからです。
こうして毎日、肌トラブル相談を受けていると、そう言った
特定の成分が効いて肌トラブルがなくなったという話は、
残念ながらお聞きできていないです。ということは特定の
成分が単一で働いて効果を出すワケではないと知りました。
そんな中、例えばシャレコクリームを使って「ニキビができ
なくなってきた」「怪我した傷が跡形もなく消えた！！」
などのお声を頂くことはあります。
では、シャレコクリームのどの成分が効いたのか？と考えて
みても、どれもそれらしきものは挙げられますが、それだけが
作用したのではなく、配合バランスだと思っています。
というのが、このシャレコクリームを開発した際、メーカーの
研究員の方が、この処方は絶妙なバランスで出来ているので、
作るのも難しいし、安定させるのが大変だとご苦労されました。
でも、出来上がってみると、長年治療を続けていた主婦湿疹が
キレイによくなってしまったり、と劇的な結果を出し始めた
のです。
ということで、単一成分が働くのではなく、成分の選択、そして
配合バランスがこういった成果をもたらすと考えています。
しかし、これだけでも不十分だと考えています。やはりクリーム
単独よりは、その前のスキンケアの仕方などが大きく影響する
ことがあるからです。
いくらクリームが絶妙な結果をもたらすものだといわれていても、
ベースが違っているとその成果を発揮することはできないのです。
ここに気づき、シャレコでは洗い方、つけ方、プラスケアの仕方、
メイク法などトータルバランスでアドバイスさせて頂いています。
これからも、単一成分が効くと信じてあれこれ化粧品を変えては
肌トラブルが悪化してしまっている方に、こういった真実を
お知らせし、早くよくなっていって欲しいと願っています。
いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます♪
シャレコ
