「抗菌グッズ」

突然ですが、O-157の予防法というと

1.生野菜などはよく洗い、食肉は中心部まで十分加熱してから食べるようにすること。

2.調理器具の消毒。

3.調理や食事前に手洗いをする。

4.水道の配管の点検・掃除。

などがありますが、普段の「手洗い」に消毒の意味を込めて薬用などの石鹸を使っているというお話しをよく聞きます。

私もむかーし調理場でボランティアの仕事をしていた時に、ふきんを薬用石鹸で一生懸命洗っていた記憶がありますが、たった1週間で手が荒れちゃって大変だったことを覚えています。

もともと皮膚には存在する細菌がいて、無菌状態ではないですよね。
これを常在菌といい、それなりの働きをしていて害がおこることはありません。

その状態の皮膚に、病気をおこす菌(病源性微生物)から汚染されることがあるそうです。

その場合、この病源性微生物は洗い落とさなければなりませんが、あまり強力な洗剤消毒剤で洗うと、正常な常在菌もいなくなってしまうとのこと。

すると、思わぬ害もでてきます。そう、皮膚炎などのトラブルです。

つい消毒となると「薬用石鹸」となってしまうのですが、手洗いには普通の石鹸で十分だということなんだそうですよ。

以前、ベトナムに詳しい方が言っていました。
日本人は抗菌、殺菌という言葉に敏感に反応することになってから、

原因がつかみにくい皮膚炎のようなものが多く出るようになってきたと思うよ。

家もピカピカ、手もしっかり洗い、ハエ一匹飛ばないような生活環境なのに、なぜか皮膚炎で悩んでいて、ハウスダスト、ダニ、アレルギーのもとはたくさんあって…。

ベトナムではハエもいっぱい飛んでいるし、けっしてキレイなもんではないけれど、日本で起こっているような皮膚炎は見かけられないんだよねーと…。

何かで検証した情報ではないにせよ、このお話しを聞いたとき、なんとなく日本人はキレイ好きが転じて要らない病気を引き起こしているんじゃないか?なんて不安に思ったものです。

よくコスメの投稿サイト情報で、ニキビにはこの「薬用石鹸」が良いというような内容を見かけることがあります。確かに、ニキビ桿菌も死滅すればニキビのトラブルもできにくくなるでしょうね。

肌質が強いとかもともとどんなものにもカブレにくい人ならこの荒療治もよいかも知れませんが、普通の肌の人は正直すぐにやめたほうが良いと思いますよ。もっとひどい肌あれに悩む可能性大だからです。皮膚科に通院してもなかなか治らないパターンになってしまうのがオチだからです。

ニキビのケアは洗い方、アイテムの選び方一つで大きくトラブル解消に近づけます。