スキンケアの基本

【完全保存版】日焼け後のスキンケア NGケアとOKケア

日焼けをしてしまったと気づいたとき、真っ先に頭へ浮かぶのは、

「シミになったらどうしよう」

「早く美白美容液をつけなくては」

「たっぷり保湿して、ダメージを取り戻さなければ」

ということではないでしょうか?

日焼け止めを塗っていたのに、思った以上に外にいる時間が長くなってしまった。

曇っていたので油断していたら、夜になって頬や鼻が赤くなってきた。

洗濯物を干しただけ、車を運転しただけ、少し買い物へ出ただけなのに、肌がほてっている。

どれほど気をつけていても、うっかり日焼けを完全に防ぐことはなかなか難しいです。

そして、日焼けをしたあとほど、誰もが「今すぐ何かをしなければ」と焦ります。

ところが、ここに大きな落とし穴があります。

実は、日焼け直後のお肌に必要なのは、シミへ積極的に働きかける“攻めの美白ケア”ではないのです。

真っ先に行うべきなのは、紫外線を浴びて熱を持ち、刺激に弱くなったお肌をとにかく落ち着かせることです。

日焼けは、単に肌の色が濃くなる現象ではありません。

紫外線によって肌がダメージを受け、赤み、熱感、痛み、乾燥などが起きている状態です。強い日焼けでは水ぶくれや腫れを伴うこともあります。

そのようなお肌へ、

「シミにしたくないから」

「早く元に戻したいから」

と、美容液、パック、ピーリング、マッサージなどを次々に重ねると、良かれと思ったケアが新たな刺激になってしまうことがあります。

シャレコでは長年の肌相談を通じて、日焼けそのものだけでなく、日焼け後のお手入れで、さらに肌を疲れさせてしまっている方がとても多いと感じてきました。

そこで今回は、多くの方が意外と知らない、日焼け後の「やってはいけないスキンケア」を11項目にまとめました。

単に「これはダメ」とお伝えするだけでなく、なぜ負担になるのかと、どうすればよいのかを詳しくお話ししますね。

日焼け後に慌てないための【保存版】として、ぜひお役立てください。

日焼けした肌は、いつもの肌ではありません。日焼けをしたあと、見た目に赤みがあまり出ない方もいます。

そのため、

「赤くなっていないから、ダメージも少ない」

「痛くないから、いつもどおりのスキンケアで大丈夫」

と思ってしまいがちです。

しかし、紫外線には主にUV-AとUV-Bがあり、肌に与える影響も異なります。

UV-B波は肌表面に強く作用し、赤みやヒリヒリ感など、いわゆる日焼けを起こしやすい紫外線です。

一方、UV-A波はすぐに強い赤みが出ないこともありますが、肌のより深い部分へ届きやすく、長期的な光老化(深いシワや顔のたるみ)と関係します。

つまり、肌の見た目の色だけで、日焼けの影響を判断することはできません。

日焼け後は、いつも問題なく使えている化粧品がしみたり、少し触っただけで赤みが強くなったり、数日後になって乾燥やゴワつきが現れたりすることもあります。

今まで使えていたから、今日も使えるとは限らないのです。

日焼けした直後は、普段の美容習慣をいったん止め、

「今のお肌は、何を受け入れられる状態なのか」

を見ながら、お手入れを選ぶ必要があります。

 

NG1:氷や保冷剤を、肌へ直接当てる

氷や保冷剤を、肌へ直接当てる

日焼け後、肌が熱を持っているときには、まず冷やすことが大切です。

ここまでは、多くの方がご存じだと思います。

しかし、早く熱を取りたいからといって、氷や保冷剤を肌へ【直接当てる】のは避けてください。

なぜダメなのでしょうか?
日焼けした肌は、すでに紫外線の刺激を受けています。

そこへ氷や保冷剤の強い冷たさを直接加えると、急激な温度変化による刺激まで重なります。

また、冷やせば冷やすほど、日焼けのダメージが早く消えるわけではありません。

必要なのは、肌を凍えるほど冷たくすることではなく、ほてりと不快感を穏やかに落ち着かせることです。

では、どうすればよいのでしょうか?
保冷剤を使う場合は、必ずタオルやガーゼで包みましょう。

数分当てたら一度外し、肌の状態を確認します。

タオルがぬるくなったら取り替え、ほてりが落ち着くまで、休みながら繰り返します。

「冷たいほど効く」のではなく、気持ちよく熱を鎮められる程度を目安にしてくださいね。

 

NG2:日焼け止めを落とすためにしっかり洗う

NG2:日焼け止めを落とすためにしっかり洗う

日焼けした日は、汗、皮脂、日焼け止めのベタつきが気になります。

海やプール、レジャーのあとは、砂、潮、ほこりなども肌に付着しています。

そのため、

「きちんと落とさなくては」

「毛穴に残ったら大変」

と、クレンジングを長く行ったり、洗顔料を二度使ったり、何度もすすいだりしてしまう方がいます。

なぜダメなのでしょうか?
日焼け後の肌は、乾燥しやすく、外部からの刺激にも敏感になっています。

そのような状態で長時間クレンジングをしたり、指で肌を動かすように洗ったりすると、摩擦が加わります。

洗浄力の強いものを重ねて使えば、肌に必要なうるおいまで奪いやすくなります。

きれいにしようとするほど、日焼け肌をさらに刺激が加わり、炎症が増して、シミにさせてしまうことがあるのです。

では、どうすればよいのでしょうか?
軽い日焼けで、触れても痛くない場合は、クレンジング剤を肌の上で長く動かさず、手早く、ペタペタとやさしくなじませます。

落ちにくいからといって、同じ場所を何度も往復させないことが大切です。

洗顔料はよく泡立て、手ではなく泡に汚れを包み込ませるイメージで洗います。

シャレコがおすすめしている24℃程度の低めのぬるま湯で、すすぎの回数も増やしすぎないようにしましょう。最高でも10回以内にすすぎきります。

強いヒリヒリ感がある場合や、触れるだけで痛い場合は、無理にいつもの洗顔を行わず、水で軽く流す程度にします。

この日は「完璧に落とすこと」よりも、これ以上刺激を重ねないことを優先してください。

 

NG3:洗顔後、タオルでゴシゴシ拭く

NG3:洗顔後、タオルでゴシゴシ拭く

洗顔やクレンジングには気をつけていても、最後にタオルで顔を拭くとき、無意識にこすってしまうことがあります。

顔だけでなく、首、デコルテ、腕、肩、背中なども同様です。

なぜダメなのでしょうか?
日焼け直後の肌は、普段よりも刺激を受けやすい状態です。

柔らかいタオルであっても、上下左右に動かして拭けば摩擦が起こります。

特に濡れた肌は、タオルが引っかかりやすくなります。

洗顔をやさしく済ませても、最後のタオルでこすってしまえば、摩擦レスのお手入れが台無しになってしまいます。

では、どうすればよいのでしょうか?
清潔で柔らかいタオルを肌へそっと当て、水分を吸わせます。

「拭く」のではなく、押さえて吸い取るイメージです。

赤みがある部分には、タオルを滑らせないでください。

また、日焼け後は、マスク、衣類、下着、寝具などのこすれも刺激になります。

首や肩、背中を日焼けした日は、体に密着しすぎない、柔らかな素材の服を選びましょう。

小さな摩擦も、何度も繰り返されれば肌への負担になります。

 

NG4:赤みやほてりがあるのに美白美容液を使う

NG4:赤みやほてりがあるのに美白美容液を使う

今回、最もお伝えしたいのが、この項目です。

日焼けをしたあと、

「シミを防がなくては」
「今すぐ美白美容液を使わなくては」

と焦るかと思います。

ビタミンC配合の美容液や美白化粧品を、いつもの倍の量つけたり、複数の美容液を重ねたりする方もいます。

しかし、日焼け直後は、美白を急ぐタイミングではありません。

なぜダメなのでしょうか?
赤み、熱感、ヒリつきがある肌は、紫外線を受けて炎症を起こしている状態です。

肌を守る働きも低下し、普段よりも化粧品の刺激を感じやすくなっています。

いつもは問題なく使える美容液であっても、日焼け直後には、

「ピリピリする」
「かゆくなる」
「赤みが強くなる」

と感じることがあります。

シャレコのV20Cセラムのようにグリセリンベースで焼けた肌を保護できる機能つきのビタミンC誘導体でしたら心配ないですが、多くはそのような特殊技術は使われていないため、よかれと思ってつけたビタミンCでしみたりして炎症が加速することがあるので、注意をしないといけません。

これは、製品が急に悪いものへ変わったのではなく、受け取る側の肌状態が普段とは違うからそうなります。

シミが心配で、美容成分をたくさん重ねた結果、肌の不調が長引いてしまっては悲しい結果となってしまいます。

日焼け後は、何をつけるかだけでなく、いつからつけるかがとても重要なのです。

では、どうすればよいのでしょうか?
まずは、ほてりと赤みを穏やかに冷やします。

その後、肌にしみないことを確認しながら、シンプルな保水と保護を行います。

美白美容液は、

・触れても痛くない
・洗顔やローションがしみない
・赤みやほてりが落ち着いた
・つけたあとにかゆみや違和感が出ない

という状態まで回復してから再開しましょう。目安は2~3日経ってからがいいでしょう。
(V20Cセラムは翌日から大丈夫ですが、念のためしっかり熱が引いてからにしてくださいね)

再開するときも、いきなり普段どおりの量を顔全体へ使わず、少量から様子を見ます。

日焼け後のシミ対策で、最初にすべきことは、美白成分を急いで塗ることではありません。

これ以上、炎症と乾燥を長引かせないこと。

それが、日焼け直後にできる大切な肌ケアです。

美白は、肌が落ち着いてからでも遅くありません。

 

NG5:シートマスクを長時間貼り続ける

NG5:シートマスクを長時間貼り続ける

日焼け後の肌には、冷たいシートマスクが気持ちよく感じられます。

「ひんやりするから炎症にもよさそう」
「長く貼るほど、たっぷりうるおうはず」

と思い、表示時間を超えて使ってしまう方もいます。

なぜダメなのでしょうか?
日焼け直後の肌には、シートを密着させること自体が刺激になる場合があります。

シートを広げるとき、顔の位置に合わせて動かすとき、はがすときにも、肌との間に摩擦が起こります。

また、美容成分、香料、アルコールなどを多く含む製品は、敏感になった肌へ刺激となる場合があります。

心地よいからと長時間使用しても、長く貼るほど効果が高くなるとは限りません。ふやけることによって回復が遅くなる可能性もあります。

さらに、日焼け後の肌へ多くの成分を長時間密着させることが、負担になる可能性もあるのです。

では、どうすればよいのでしょうか?
赤みやヒリつきがある間は、シートマスクよりも、清潔な手でローションを少量ずつつける方が、肌の反応を確認しやすくなります。

一度に大量につけるのではなく、手のひらでそっとなじませ、少し時間を置いてから繰り返しそっと重ねます。

途中でしみる、赤みが増す、かゆくなるなどの変化が出た場合は、すぐに使用を中止できます。

シートマスクを使う場合は、赤みやヒリつきが落ち着いた数日後から、使用時間を守って使いましょう。

「長く貼るほどよい」ではなく、今の肌が心地よく受け入れられるかを基準にしてください。

 

NG6:油分の多いものを厚く塗る

NG6:油分の多いものを厚く塗る

日焼け後は肌がつっぱり、カサカサしやすくなります。

そこで、クリーム、乳液、オイル、バームなどをたっぷり塗っておけば安心、と考える方も多いと思います。

しかし、日焼け後のお手入れで大切なのは、油分で厚く覆うことだけではありません。

なぜダメなのでしょうか?
油分には、肌表面から水分が逃げにくいように守る役割があります。

ただし、角層の水分が不足した状態で油分だけを重ねても、お肌の内側へ水分が補われるわけではありません。

表面はベタベタしているのに、肌の内側は水分不足のままということもあります。

また、熱感が残る肌へ油分の多いものを厚く塗ると、重さや不快感を覚える場合があります。まれに反応することも考えられます。

日焼け後だからと、普段の何倍もの量をつける必要はありません。

では、どうすればよいのでしょうか?
まず、ほてりを冷やして落ち着かせます。

その後、ローションがしみないようであれば、少量ずつ、数回に分けてやさしく保水します。(シャレコローションをお使いでしたら抗炎症作用のグリチルリチン酸2Kが高配合されていますので、6~8回つけていただくと、炎症が落ち着きやすくなります。)

一度に大量につけて肌の上を流れさせるよりも、手のひらでそっと置き、なじんだら次を重ねる方法がおすすめです。

十分に保水したあと、ジェルやクリームを薄くなじませ、水分が逃げにくいように守ります。

基本の順番は、

保水する

薄く守る

乾燥が強い場合だけ、クリームを少量足す

です。

厚く塗ることより、今のお肌に必要なものを必要な分だけ使うことを意識しましょう。

 

NG7:コットンで何度もパッティングする

NG7:コットンで何度もパッティングする

早く回復させたくなると、

「化粧水を奥まで入れ込みたい」
「たたいた方が浸透する気がする」

と、コットンで何十回もパッティングするケースがあります。

普段のお手入れの習慣になっていると、日焼け後も無意識に同じことをしてしまいます。

なぜダメなのでしょうか?
日焼けした肌は、見た目以上に刺激へ敏感になっています。

コットンの繊維が触れることや、繰り返し叩く動作も、弱った角層への大きな刺激となります。

一回一回は軽い力でも、何十回、何百回と繰り返せば、肌にとっては大きな負担です。

日焼け後に必要なのは、化粧水を力で入れ込むことではありません。

では、どうすればよいのでしょうか?
ローションは清潔な手に取り、手のひらで肌を包み込むように、そっとなじませます。

たたく、押し込む、すり込むのはNGです。手を肌にただ【置く】だけです。

一回でたくさんつけず、少量ずつ重ねてそっとつけてください。

また、ローションがしみる場合は、我慢して使い続けないことも大切です。

「しみるのは効いている証拠」ではありません。

今の肌には刺激になっている可能性があります。

ただし、軽い日焼けでしみてしまう場合でしたら化粧水にミネラルウォーターで薄めてつけてみると意外とつけてもヒリヒリせずに済みます。保水できると回復は早まります。

 

NG8:お風呂で、さらに体を温める

NG8:お風呂で、さらに体を温める

外で汗をかいた日は、帰宅後に熱いお風呂へ入ってさっぱりしたくなります。

旅行先やレジャー施設では、温泉やサウナを楽しみにしている方もいるでしょう。

しかし、肌が赤くほてっているときは注意が必要です。

なぜダメなのでしょうか?
日焼け直後の肌は、熱を持ち、炎症が起きている状態です。

そこへ熱いお湯、長時間の入浴などでさらに体温を上げると、赤み、ほてり、ヒリつきが強くなることがあります。

汗に含まれる塩分が、日焼けした肌へしみる場合もあります。

汗を何度もタオルで拭けば、さらに摩擦も加わります。

では、どうすればよいのでしょうか?
日焼けした当日は、熱い湯船や長時間の入浴を避け、低めの温度のシャワーで手早く済ませます。

体を洗うときも、ナイロンタオルやボディブラシでこすらず、手や柔らかな泡でやさしく洗います。

肌にほてりや痛みが残っている間は、激しい運動も控えましょう。

汗をかいた場合は、タオルを滑らせず、そっと押さえて吸い取ります。

日焼けした日は、体も肌もクールダウンさせる日です。

 

NG9:皮がむけてきたら、指やスクラブで取り除く

NG9:皮がむけてきたら、指やスクラブで取り除く

日焼けから数日たつと、肌がカサカサし、薄い皮が浮いてくることがあります。

見た目や手触りが気になり、つい指でむいたり、スクラブやピーリングで整えたくなったりします。

なぜダメなのでしょうか?
浮いてきた皮の下には、まだ刺激に弱い肌があります。

無理にはがすと、自然に落ちる段階ではない角質まで一緒に取ってしまい、赤み、痛み、乾燥などが強くなる場合があります。

水ぶくれができた場合も、自分でつぶしてはいけません。

水ぶくれの皮は、その下の傷んだ肌を守る役割をしています。つぶしたり、皮を取り除いたりすると、感染の危険が高まります。

では、どうすればよいのでしょうか?
自然に剥がれ落ちるまで、できるだけ触らずに待ちます。

ローションがしみない場合は、やさしく保水を続け、ジェルやクリームを薄くつけて保護します。

スクラブ、ピーリング、拭き取り化粧水、毛穴パック、洗顔ブラシなどは絶対にしないようにしましょう。シミに残ったりしやすくなります。

ゴワついて見えても、焦って取り除かないことです。

回復途中の日焼け肌に必要なのは、取るケアではなく、育つのを待つケアです。

 

NG10:赤みが引いた翌日からフルケアへ戻す

NG10:赤みが引いた翌日からフルケアへ戻す

一晩寝て赤みが引いていると、

「もう治った」
「昨日のお手入れが効いた」

と思い、翌日から美容液、パック、マッサージ、美顔器などを再開する方がいます。

なぜダメなのでしょうか?
見た目の赤みが引いても、肌の乾燥や刺激への弱さまで、完全に元へ戻っているとは限りません。

日焼け後は、少し時間がたってから、

・肌がつっぱる
・ゴワゴワする
・ザラつく
・化粧のりが悪くなる
・いつもの化粧品がしみる
といった変化が出ることもあります。

赤みがないことと、肌が完全に回復したことは同じではありません。

では、どうすればよいのでしょうか?
赤みが引いたあとも、数日間はお手入れをシンプルにします。

・洗いすぎない
・こすらない
・ローションで保水する
・ジェルやクリームで薄く守る

美容液、パック、美顔器、マッサージなどを再開するときは、一度に全てを戻さないことが大切です。

まず一つだけ再開し、肌に赤み、ヒリつき、かゆみが出ないかを確認します。

一度に複数のものを使い始めると、刺激が出たときに、何が原因だったのか分からなくなります。

日焼け後は、足し算ではなく、少しずつ戻すお手入れを心がけましょう。慎重になればなるほど、回復はうまく行きます。

 

NG11:日焼けした翌日も紫外線を浴びる

NG11:日焼けした翌日も紫外線を浴びる

「昨日すでに焼けてしまったから、今日気をつけても同じ」

ということはありません。

日焼けした翌日の肌こそ、さらなる紫外線から守る必要があります。

なぜダメなのでしょうか?
日焼け後の肌は、乾燥しやすく、外からの刺激にも敏感になっています。

その状態で再び強い紫外線を浴びると、ダメージを重ねることになります。

ただし、赤みやヒリつきが強く、日焼け止めもしみる場合には、無理に塗ること自体が刺激になる可能性があります。

では、どうすればよいのでしょうか?
ほてりや痛みが残る間は、できるだけ不要な外出を避けます。

外出が必要な場合は、

・日傘
・つばの広い帽子
・長袖
・UVカット効果のある衣類
・日陰を選んで歩く

など、肌へ直接塗らずにできる対策を優先します。

日焼け止めがしみない状態まで落ち着いたら、肌への負担が少なく、落としやすいものを薄く使います。

その上から、アクティブプラスファンデやSPパウダーなどを、こすらず軽く重ねる方法もあります。

赤みや水ぶくれがある部分には、無理にメイクをしないでください。

医療機関でも、日焼けの症状が残る間は、さらに日光へ当たることを避けるよう案内されています。

結局、日焼けしたら何をすればよいのでしょうか?
ここまで、11のNGケアをご紹介しました。

「やってはいけないことが多くて、何をすればよいか分からない」

と思われたかもしれません。

しかし、日焼け直後のお手入れは、決して複雑ではありません。

 

日焼け後お手入れの基本

基本は、次の4つです。

1.冷やす
肌にほてりがある間は、冷たい流水や、冷水で濡らした清潔なタオルで穏やかに冷やします。

氷や保冷剤は直接当てません。

肌の熱感や不快感が落ち着いたら、冷却はいったん終了します。

2.こすらない
クレンジング、洗顔、タオル、ローション、着替え、寝具まで、できるだけ摩擦を減らします。

気になって何度も触り、赤みや手触りを確かめることも控えましょう。

3.保水する
ほてりが落ち着き、ローションがしみない場合は、手でやさしく保水します。

一度に大量につけず、少量ずつ数回に分けて重ねます。

顔だけでなく、耳、首、デコルテ、肩、腕など、紫外線を浴びた場所にも忘れずにつけましょう。

4.薄く守る
保水したあとは、レスキュースキンジェルなどを薄くなじませ、乾燥や外的刺激から肌表面を守ります。

さらに乾燥が気になる場合だけ、シャレコクリームを薄く重ねます。

シャレコが基本としている順番は、

ローションで保水

レスキュースキンジェルで保護

必要な場合だけクリーム

です。

たくさん塗ることよりも、こすらず、必要なものだけを薄く使うことを大切にしてください。

日焼けの程度によっては、化粧品を使わない判断も必要です
日焼け後のお手入れは、肌の状態によって変わります。

少しほてる、わずかに赤い、軽くつっぱる程度で、ローションもしみない場合は、冷却後にやさしく保水と保護を行います。

一方で、

・触れると強く痛む
・化粧水が激しくしみる
・赤みや腫れが強い
・水ぶくれがある
・広い範囲を日焼けした
・頭痛、吐き気、発熱、めまい、強いだるさがある
・自宅でケアしても悪化する

という場合は、化粧品で何とかしようとせず、早めに医療機関へ相談してください。強い腫れや水ぶくれ、全身症状を伴う日焼けは、医療的な確認が必要になることがあります。

水ぶくれは、絶対に自分でつぶしたり、皮をはがしたりしないでください。

日焼け直後は、シミを消そうと頑張る日ではありません。

日焼けをしてしまうと、

「早く白く戻したい」
「絶対にシミをつくりたくない」
「何かしなければ手遅れになる」

という気持ちになります。

でも、日焼け直後のお肌は、たくさんの美容成分を受け取って、積極的なケアに応えられる状態ではありません。

すでに紫外線という大きな刺激を受けています。

そこへさらに、

美白美容液、シートマスク、ピーリング、マッサージ、美顔器、厚めに置くクリーム、

と次々に重ねると、お肌は休む時間を失ってしまいます。

日焼け直後に大切なのは、

シミへ急いで働きかけることではなく、シミや肌荒れにつながりやすい炎症と乾燥を、これ以上長引かせないこと。

・まず冷やす

・こすらない

・しみないことを確認して、少しずつ保水する

・その水分が逃げにくいよう、薄く守る

そして、美白ケアは、肌が落ち着いてから少しずつ再開する。

これが、日焼け後に後悔しないための大事な順番です。

うっかり日焼けをしても、自分を責めなくて大丈夫です
どれほど気をつけていても、紫外線を完全に避けることはできません。

・曇っていたのに急に晴れた

・短時間の予定が長引いた

・日焼け止めが汗で落ちてしまった

・顔は守っていたのに、耳や首、手の甲が焼けてしまった

そんなことは、誰にでもあり、大切なのは、日焼けをしてしまったことを後悔し続けることではありません。

そのあとの肌へ、さらに負担を重ねないことがポイントです。

日焼けをした日は、美白を急ぐ日ではなく、肌を何とか変えようと頑張る日でもありません。

紫外線の中で一日頑張ったお肌へ、「今日はもう、ゆっくり休んで大丈夫ですよ」と伝えるように、いつもよりもさらにやさしくお手入れする日です。

・冷やす
・こすらない
・保水する
・薄く守る

そして、肌が落ち着いてから、美白ケアを少しずつ再開してくださいね。

この順番を覚えておけば、日焼けをしたあとに慌てて、刺激の強いケアを重ねずに済みます。

何度も言います!日焼け直後は、美白を急ぐタイミングではありません。

まずは、今のお肌を静かに落ち着かせること。

それが、未来のお肌のためにできる、最初の大切な一歩ですよ。

 

シャレコローション(化粧水)

 

 

 

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  • スキンケアコラム著者
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北林 利江

北林 利江

シャレコ株式会社 創業者 スキンケアカウンセラー

・1997年よりスキンケアカウンセラー。 ・2004年ウェブサイト「シャレコ美肌カレッジ」立ち上げ。 ・同年ウェブでの無料肌相談を開始。 ・同年シャレコスキンケア製品を発表。 ・スキンケアカウンセラーとしてアドバイス実績10万人を超える。 ・ミスユニバース ビューティーキャンプ講師。 ・スキンケアメルマガ「シャレコレター♪」は20年間週一回発行。 ・肌トラブル向け特に敏感肌、乾燥肌へのスキンケアアドバイスには好評を得ている。

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