近頃、スキンケアの「臭い」に関する声がSNSであがっているのを目にします。
スキンケアアイテムの「臭い」について
「いつもと違う気がする」
「ちょっと使うのをためらってしまった」
「塗った瞬間に、臭いの違い違和感を覚えて気分が悪くなった」
「以前と香りとはあきらかに違うと思う」
といった、戸惑いや不安の声がSNSにあがっています。
これらは決して、ひとつのブランドだけに限った話ではありません。
実は過去にも、国内外を問わず、複数の化粧品ブランドで「異臭」や「香りの違和感」に関する話題が出たことがあります。

「無香料=無臭」という誤解
まず知っておいていただきたいのは、無香料の化粧品=まったく匂いがしない、というわけではないということ。
香料を加えていない製品は、水、植物由来成分、油分、保湿成分など、原料そのものが持つ自然な匂いが、そのまま感じられることがあります。
多くの場合、それは品質に問題があるわけではなく、「香りでごまかしていない」という証でもあります。
シャレコは完全に香料や臭い消し成分は無添加です。
もし、
明らかに以前と違う
日によって強く感じる
使うのをためらうほどの違和感がある
そんなとき、背景に処方や保存性の難しさが関わっているケースも、実は少なくありません。
とても繊細な「防腐」と「安定性」のバランス
化粧品、とくに乳液やクリームのようなアイテムは、水分と油分が混ざった、とてもデリケートな存在です。
さらに、
毎日ふたを開け閉めする
手や指が触れる
季節や室温の影響を受ける
こうした環境の中で、
中身を安全な状態で保ち続けるために欠かせないのが「防腐設計」です。
近年は「◯◯フリー」「低刺激」「やさしい処方」といった言葉が重視されるようになり、防腐剤の配合量を極力減らしたり、従来とは異なる防腐の方法を選ぶブランドも増えてきました。
それ自体は、とても前向きな流れです。
けれど同時に、防腐のバランスが少しでも崩れると、匂いの変化や品質の不安につながる可能性があります。
それが、処方開発の現場ではよく知られている現実でもあります。
「安心そう」に見える処方ほど、実は難しい
・防腐剤を減らす。
・刺激になりにくい成分を選ぶ。
・肌へのやさしさを最優先にする。
どれも、肌を大切に思うからこその選択です。
しかし、「やさしさ」と「安全に使い続けられる安定性」を両立させることは、決して簡単ではありません。
だからこそ、
化粧品づくりでは、
「どの成分を、どれくらい、どの組み合わせで使うか」
を、何度も何度も、時間をかけて試験しながら、「何も起きない状態」をつくり続けています。

なぜ「パラベン」に不安を感じるようになったのか?
「パラベン」という言葉を聞くと、
なんとなく「肌に悪そう・・・」できれば避けたい
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
けれど実は、このイメージは科学的な事実というより、言葉の独り歩きから生まれた部分が大きいのです。
パラベンは、もともと長い間、化粧品の安全を守ってきた防腐成分。医薬品や食品にも使用されています。
世界中で使われ、研究され、
「どのくらいの量なら安全か」
「どんな肌に影響が出やすいか」
といったことが、非常に詳しく調べられてきました。
それでもある時期から、
「パラベンフリー」
「◯◯無添加」
という言葉が広まり、“入っていないほうが安心”という空気が、少しずつ強くなっていったのです。
日本でパラベンフリー化粧品に使用されることがあるフェノキシエタノールとう防腐剤があります。
この「フェノキシエタノール」は、アメリカでは、輸入規制されている成分なのです。
しかしながら、逆に日本では安全性と使用年数が長いパラベンが、悪者扱いされ嫌われてしまっています。
「入れない」ことが、必ずしも正解とは限らない
パラベンを使わない処方が悪いわけではないのですが、
防腐剤を入れない、あるいは極端に減らすという選択には、必ず別の課題も生まれると感じています。
たとえば
中身がデリケートになりやすい
微生物の影響を受けやすい
保存状態やロット差が品質に影響しやすい
こうした条件が重なると、匂いの変化・使用感の違和感・劣化の早さとして、使う側が不安を感じることも出てきます。
「やさしそうだから」
「フリーと書いてあるから」
その言葉だけで判断してしまうと、実は、知らず知らず肌に刺激を与えてしまっていたり、毎日安心して使い続けることが難しくなるケースもあるのです。

シャレコが選んだのは「ゼロ」ではなく「最適」
シャレコは、パラベンを「入れる or 入れない」という二択では考えていません。
大切にしているのは、
肌にとって、製品にとって、いちばん無理のないバランス
です。そのため、
パラベンは必要に応じては使う
ただし、必要以上には入れない
肌に負担をかけない最低限の量に抑える
という考え方を採っています。
これは、
「パラベンは臨床データが豊富だし、食品にも使われて安全!だからたくさん使えばいい」という発想ともちょっと違います。
むしろ、少ない量で、きちんと役割を果たせる処方をつくるほうが、ずっと難しい。
シャレコでは、
成分同士の相性
時間が経ったときの安定性
季節や使用環境の違い
こうした点を何度も確認しながら、「何も起こらない状態」を丁寧につくっています。
処方設計されたのが、20年前のものですので、20年以上使い続けられていてトラブルが起きていないという安心感もあります。
匂い・劣化・肌トラブルを起こさないために
化粧品でいちばん避けたいのは、使うたびに不安になること。
今日の匂い、ちょっと違う気がする
肌につけて大丈夫かな…と迷う
以前は平気だったのに、なんだか刺激を感じる
こうした小さな不安は、ストレスになります。ストレスは肌に少しずつダメージを与えることになるので、シャレコでは不安に思うことはいつでも相談していただくようにお願いしています。
繰り返しになってしまいますが、大事なことなのでもう一度
防腐剤を「悪者」にしない
成分を「イメージ」ではなく「役割」で見る
肌と製品、両方の安定を守る
この考え方を大切にしています。表面上、机上だけの処方はしない。
結果として、異臭が出にくい、劣化しにくい、肌トラブルにつながりにくいそんな、当たり前だけれど、実はとても大切な安心感につながっています。

安心感は、見えないところでつくられている
スキンケアの安心感は、派手な言葉や流行の成分だけでは生まれないと思っています。
流行りの成分は、正直なところ臨床データも少ないので、その未来になにが起こるかは数年経ってからでないとわからないからです。
むしろ、
裏打ちされた安心成分での処方設計
成分をどう組み合わせて使うかという判断
長く使い続けたときの変化への配慮
これも以前大手メーカーでの皮膚トラブルでありましたが、単品使いだったら大丈夫なものが、その有効成分が入っているラインナップ全部を累積すると、有効成分が過剰すぎることになってしまいトラブルが発生した事例もあります。
その点でいくと、シャレコの処方はアイテムごとの役割に沿ってつくっているので、成分がかぶさり過ぎてのトラブルの心配もない処方になっている、こうした見えない部分の積み重ねが、
「シャレコさんの製品は安心できる」
「ずっと使い続けられる」につながっている
ことにつながっているのではないかと思っております。
シャレコが防腐剤は
「少なく、でも必要な分だけ」という考え方を選んでいるのは、肌を甘やかすためでも、怖がるためでもありません。
毎日のスキンケアを、迷いなく、安心して続けてほしい
そのための、現実的で誠実な選択なんですね。
スキンケアは、女性にとっては欠かせないもの、だからこそ肌が健康でいられる!シャレコは有名ブランドではないけれど、キラリと光る安心、安全、安寧な化粧品であり続けたいと思っています。
よくあるご質問FAQ
Q1. 無香料なのに、なぜ少し臭いがしますか?
A. 無香料は「香料を加えていない」だけで、原料そのもの(水・植物由来成分・油分など)の自然な匂いが残ることがあります。無香料=無臭ではありません。
Q2. いつもと臭いが違う気がします。品質は大丈夫?
A. 原料由来の匂いの個体差はあり得ますが、「以前と明らかに違う」「日によって強い」「使うのをためらうほど」なら、保管環境や中身の安定性の影響も考えられます。いったん使用を控え、購入先(メーカー)へ相談するのが安心です。
Q3. “臭いの変化”は、劣化や菌が原因のこともありますか?
A. 化粧品は毎日開閉し、指が触れ、温度変化も受けます。防腐設計のバランスが崩れると、匂いの変化や品質不安につながる可能性があります。
Q4. 防腐剤は入っていない方が肌に優しいですか?
A. 「入れない=正解」とは限りません。防腐剤を極端に減らすと、中身がデリケートになり、保存状態やロット差の影響を受けやすく、結果的に不安(匂いの変化・劣化)につながることもあります。
Q5. “◯◯フリー”と書いてあれば安心ですか?
A. 表面の言葉だけで判断せず、「なぜフリーなのか」「その代わりの設計は何か」を見ることが大切です。肌と製品、両方の安定を守れているかがポイントです。