先日、ニュースフィードの記事を見ていたら、顔をすり合わせると顔の菌が相手に感染するという情報がありました。
顔の菌というとイメージは湧かないと思いますが、「彼氏と付き合いだしてから、ニキビや吹き出物が出るようになった!」など
というお声もあります。
ニキビは、接触感染ではうつらないと言われているのに、なぜなのでしょう?
考えられるのが、アクネ菌です。
アクネ菌というのは、人間の肌に存在する常在菌です。このアクネ菌は、酸素の多いところでは、ほとんど活動しないと言われています。
なので、普通の生活をしていれば、人から人にうつることはないです。
皮膚の表面のように常に酸素と触れるところでは、活動はほとんどできませんが、これが毛穴だったらどうでしょう?
毛穴の隙間に入り込むと、直接酸素に触れない、酸素が少ないところになるので、皮脂や雑菌・汚れなどと共に押しこめられてそこで、アクネ菌が元気になり、炎症につながってしまう。
と考えられています。
ですので可能性として、メイク道具の貸し借りや、ハンカチやタオルとかを共有するとアクネ菌がうつる確率は高くなります。
これらをするのは、たいてい10代~20代前半くらいでしょうから、ただそれらの行動をやめれば、うつったと思われるニキビは出来ないと思います。
しかし、人からうつるものとは別に、確かにパウダーのパフの洗い替えを用意して、マメに洗い、新しいパフでつけるようになったら、ニキビがよくなった!ということはよくあります。
菌の繁殖には、やはり汚れも何らかの影響を及ぼしているのだと思います。
よく、シャレコでは、ニキビでお悩みの方には水性ファンデーションをご案内します。
というのは、水と油だとどちらにホコリがつきやすいかというと一目瞭然で、油はすぐにホコリだらけになってしまいます。
ですので、ファンデーションという一番外側に付着しているものが油性のものではなく、水性のものの方が、ホコリや雑菌を寄せ付けにくくなるからなんですね。
ニキビが良くなるまでは、水性ファンデーションがオススメです。
また、お化粧しないティーンエイジャーの方には、ルースパウダー(油分を含まない)のつけなおしをすることもオススメしています。
なぜなら、肌の上にパウダーの粒子がいっぱい乗っていることで、汚れや雑菌が直接肌に触れないため、悪い影響を及ぼさないようにできるためです。
ニキビはうつらない!しかし、汚れたパフや手で触るとニキビが良くならないので、お気をつけてくださいね。
いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。
シャレコ