「汗は肌にとって刺激になるの?」のお話です。

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汗をかくと、なんだか顔がかゆくなる!!というご相談があります。

「汗は肌に良くないんですか?」とよく聞かれますが、皮膚のバリアゾーンが健康な状態では、刺激を感じることはほとんどありません。

ここでバリア機能についてはご存じかと思いますが、念のため復習を。

皮膚の一番外側で皮膚を守っている角層の働きのことをバリア機能と言います。

水と脂質が混ざった層があり、外からの刺激から肌を守ったり、水分を肌にとどめるために働いています。

この働きが弱くなってしまうと、水分蒸散しやすくなり、過敏な状態になったり、敏感で乾燥した肌状態が続くのです。

そうなると、外部からの刺激も受けやすく、ブツブツが出やすくなります。

さらに、体を守るために働く免疫機能が異常になったり、炎症を引き起こされてしまうこともあります。

と、このようにバリアゾーンにダメージがある場合には、汗をかくと汗(水分)に吸着したほこりや汚れが刺激となったり、汗に含まれる塩分や尿素が刺激として感じられてしまいます。

汗がしみたり、汗をかくとかゆくなるという場合には、肌の掻きすぎや洗いすぎなどによって皮膚表面が傷ついている可能性があります。

その場合、SPクリームで保護するようにすると、刺激を感じにくく、なおかつ回復も早まります。

汗がたくさん出る人は、とかく皮脂もたくさん出るケースが多く部分的(刺激を感じやすい箇所の)保湿をしない傾向もあります。

ダメージ部分の皮膚は保湿が欲しい状態なのに水分があるため、気づきにくく余計ダメージを深刻化させてしまうこともあるので、その点は特に気をつけたほうがいいと思います。

汗をかいて・・・

・ヒリヒリ
・チクチク
・かゆい
・ムズムズ

と感じる場合には、今一度洗顔チェックをしてくださいね。

洗顔チェック表をまだお持ちでない場合には、下記までご連絡ください。

件名「洗顔チェック表希望」、お名前、年齢、肌の状況をお知らせください。

いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。

シャレコ