この時期、紫外線に当たっただけで肌が赤くなったり、ブツブツしたものが出たりして困るというご相談が多くあります。
これらの原因の一つに、紫外線アレルギーがあります。
複数の要因が重なって出ている場合もあるので、そのブツブツや痒み、赤みの原因が紫外線アレルギーかどうかは、病院で診察をしてもらわないことには、分かりません。
よく今までは紫外線を浴びても何でもなかったのに、ある日突然、紫外線を浴びると湿疹が出やすくなったとおっしゃられます。
そもそもアレルギーは、花粉症でも「ある日突然デビューした」と聞きますよね?。
例えば花粉症を例にすると、花粉というアレルギーのモトとなるものから、身体を守ろうと「抗体」ができます。
この「抗体」がある一定量を超えてしまうと症状となって突如現れてしまうと言われています。
小さい頃は紫外線を浴びても肌に何も起こらなかったのに、大人になったら紫外線に当たるたび、急に湿疹が出るようになってしまったというケースはもしか
したら、紫外線アレルギーになったという可能性はあると考えます。
ただ、「抗体」の一定量は人それぞれ違い、一生紫外線を浴びても発症しない人もいらっしゃるでしょうし、意外と早く発症してしまう人もいることでしょう。
花粉症もそうですが、ひとたびアレルギー症状が出てしまうと、完治することはかなり難しいのが現実です。
となると、やはり予防に力を入れないといけなくなります。
一般的に言われている紫外線対策(長袖シャツの着用、日傘、帽子、サングラスなど)を徹底し、UVカット剤でガードすることが必要となります。
薬での治療は対処療法となってしまいますので、医師も上記のようなガードを推奨しているようです。
先日、私もにわかに「もしや?」と思ったことがありました。
テニスの合宿で、朝UVプロテクトを足にもバッチリつけていたつもりが、ふくらはぎの上の辺りを塗り忘れていたのか、ここだけ真っ赤に焼けて、その後おびただしい数の湿疹ができたのです。
「ナニコレ?」と驚いたのですが、直接強い紫外線に当たったからだと判断して、その日は凍らせていない保冷剤で冷やし、五行草クリーム(肌の質熱を取る)そしてSPクリームをつけて沈静させました。
その後、2時間くらいしたら湿疹もすぅーと引いて一安心だったのですが、すごく心配な出来事でした。
あなたも抗体の一定量を超えさせないためにも、しっかりUVカット剤をつけるのも忘れずに?。
UVカットもデイリー用とアウトドア用、必ず使い分けするようにも心がけてください。
でないと、肌への負担が重くなりすぎるからです。UVカット剤を落とす際、相性のよいクレンジングで落とすことが皮膚表面の状態を健やかに保つ秘訣です。
相性のよくないクレンジングを使ってしまうと、皮膚に負担ばかりがかかってしまい、それはそれでアレルギーになりやすくなると言われているからご注意くださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
シャレコ
投稿者プロフィール

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・スキンケアカウンセラー
・1997年よりスキンケアカウンセラー。
・2004年ウェブサイト「シャレコ美肌カレッジ」立ち上げ。
・同年ウェブでの無料肌相談を開始。
・同年シャレコスキンケア製品を発表。
・スキンケアカウンセラーとしてアドバイス実績10万人を超える。
・ミスユニバース ビューティーキャンプ講師。
・スキンケアメルマガ「シャレコレター♪」は20年間週一回発行。
・肌トラブル向け特に敏感肌、乾燥肌へのスキンケアアドバイスには好評を得ている。
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