「慢性日焼け?!」のお話です。

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夏、真っ盛り。連日気温が38度を超えたとニュースで流れるたびに、「あー、今日も暑くなりそう!!紫外線カット、カット。」とお経のように唱えては、UVプロテクトをせっせと塗っています。

さて、今日のお話ですが、「慢性の日焼け?」についてです。

紫外線を浴びた皮膚は、急性の変化を起こす場合と慢性の反応を起こす場合とがあります。

たいてい、急な反応だと予防ケアやアフターケアをバッチリするので、あまり大きなトラブルになることはありません。

しかし、慢性的な紫外線の影響を受けるのが、屋外でずっと仕事をされたり、外出時間が長い場合です。

紫外線にずっと当たり続けると、いくらUVカット剤をつけていても微妙に焼けているのが蓄積していき、見た目の色が少しずつ黒くなっていきます。

そして、皮膚はゴワゴワした感じになり、知らないうちに小じわを発見してしまうこともあります。

特に紫外線を浴びやすい「うなじ」の部分には特徴的なひし形のシワが出来てしまうケースもあります。

若いうちに焼くと、皮膚の老化が早まると言われていますよね。

このような変化は「光老化」と呼ばれています。最近、この「光老化」を起こす紫外線は「UVB」よりも、真皮深くまで到達してしまう「UVA」のほうが危険性を無視できないと言われているのです。

具体的には、皮膚の色が黄ばんだり、しみが浮いてきたり、つい最近まで細かいシワだったのが、しわがつながってしまい、太くて深いしわになり始めます。

また、皮膚のつやがなくなり、かさかさと乾燥してきます。

特にこの光老化の影響を受けやすいのが、「色白で、日焼けしても赤くなってさめたら色が黒くならない」というタイプの人に多く発生します。

「肌が白いからすぐ赤みも取れるし、色がつかないから安心」としていられないということなんですね。

そこで、この光老化から肌を守るために、UVB・UVA波を防げる紫外線予防剤(SPF20?25:PA++以上)をつけて、さらに日傘・帽子・サングラスなどで日光に当たらないように気をつけなくてはなりません。

と言っている自分は、タイプ的に光老化になりにくいからと油断していたので、昨年真っ黒に焼けたためか、しっかり光老化の現象のシミがいっぱい浮かんでしまって猛反省しています。

のはずなのに、また凝りもせず今年もテニスの大会で油断して鼻の頭だけ黒光り中です。試合後に鼻をゴシゴシしてしまったのにUVプロテクトをしっかりつけるのを忘れてしまったんです。。。

シミが出来てからでは遅いので、どうぞご注意くださいね。

次回は、光過敏についてご案内してみたいと思います!!

いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。

シャレコ