エステにはいろいろな施術がありますよね。
そんな中、「石膏エステ」で陶器のような肌になるということでどうなんでしょう?
というご相談を頂きました。
石膏の成分であるミネラルが溶け出して肌のキメを整え、つややかな美肌になるのが特徴とのこと。
実際、その溶け出したミネラル分が本当に肌によいかという点よりも、実はパックの前につける美容液が石膏で温めることで浸透しやすくなり、ハリや弾力を与えるということのほうがウエイトが大きいそうです。
となると、石膏パックをすると効果的な人、そうでない人に分れます。
石膏パックに限らず蒸しタオルのように肌を温めてケアして良い肌質は、もともとが脂性肌の人で、化粧水をしっかりつけようと思って繰り返しつけても、顔の上で水分をはじいてしまう肌質には効果的です。
また、温めていけない肌質や肌トラブルは下記のとおりです。
1.乾燥肌で皮がめくれやすい
2.ニキビができやすい
3.敏感肌
です。
もともと化粧品などの異物が皮膚の奥底に届かないようにと皮膚のバリアゾーンは存在しています。
上記のタイプの場合、このバリアゾーンにダメージがあるときに起こるトラブルですので、このようなタイプの方が温めるケアをしてしまうと浸透した化粧品に反応をして、トラブルが加速してしまうのです。
帰り道はつるつるで気持ちよくて、大満足。
しかし、翌日から赤い湿疹が出たり、かゆみ、腫れが出てしまうこともあります。
さらに2週間後は顔がどんより暗くなり、肌がガサガサ、ゴワゴワしてしまいます。
これは実は、防衛反応なのです。
皮膚が回復する過程で起こる現象ですから、過度のケアをした時にこの現象が起こるのです。
以前、蒸しタオルのお話をさせていただきましたよね。
石膏パックにしてもいろいろな施術にしても、肌の声をよく聞いてから受けられるようにすれば失敗はないですね。
もし、何かエステの施術を受ける予定があり、自分の肌コンディションが受けて大丈夫かどうかわからない場合には、いつでもご相談くださいね。
↓ ↓ ↓
いつも最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
シャレコ