パックで細菌感染?のお話です。

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最近、お客さまからローションが染込んだパックシートを造って欲しいという要望が多くなってきたので、化粧品製造 メーカーの方に、「どんなタイプがオススメでしょうか?」と聞きました。すると、その答えが意外だったのでお知らせします。
シートタイプのパックやプルプルした透明ゲル状マスクで、細菌感染してしまうというケースが多く発生していると知りました。

症状としては、目の痒みがダントツだそうです。次に吹き出物、肌の痒み、肌荒れとなっています。

ゲル状マスクなどは、ゲル部分が細菌にとっては繁殖しやすい培地になってしまうらしく、菌の数を調べると恐ろしいほどの繁殖が見られるそうです。

化粧水をしみこませてあるシート状のパックも、一枚使いきりタイプでないものは、やはり菌繁殖が見られるようです。

ということで、人気のローションマスクですが、安全性の維持のためにと、メーカーも何枚もまとめて一つのケースやパッケージに入れるローションマスクやゲル状マスクなどを造らない傾向にあり、一枚ずつ使い切りの高価なマスクに移行しているとのことでした。

私も日々のヒアリングで目の痒みを持っているという相談も多いですので、それは花粉とかの影響かとずっと思って対処していましたが、もしかしたらこういったものを使っての菌感染かも知れないということがわかり、今後はヒアリングの際に聞くようにしようと思いました。

やはり、ローションパックは、ドライシートに湿らせて行うのが一番安全のようです。

もし身近な方で、もし市販のローションマスクやゲル状マスクをお使いで、肌トラブルがよくなっていない人を見かけましたら、ぜひこのお話を参考までに教えて差し上げてください。