アスタキサンチンとは

アスタキサンチン (天然色素 カロテノイド)

1.アスタキサンチンとは?

カニの甲羅、サケなどに含まれる赤い色素です。ヘマトコッカスという藻類が由来で、この藻を食べるプランクトンを食べることでカニやサケなど様々な生き物に取り込まれています。

アスタキサンチンの働き

アスタキサンチンには強い抗酸化作用があり、健康・美容の面でも注目集めています。
アスタキサンチンの抗酸化作用を活用している例に、サケの産卵があります。
産卵のために川を遡上するサケはたくさんの酸素を取り込みます。そして厳しい環境で大きなストレスに晒されることで体内には大量に活性酸素が発生します。
そのため、活性酸素を除去して身を守るのにアスタキサンチンを蓄えていると考えられています。
また、産卵の際にはイクラに体内のアスタキサンチンを大量に移し、浅瀬で紫外線にさらされるイクラを孵化まで守ります。アスタキサンチン量が少ないと孵化できないといわれ、アスタキサンチンがいかに欠かせないものなのかが分かります。

※活性酸素とは

活動のエネルギーに欠かせない酸素ですが、その一部は活性酸素に変化します。
活性酸素は体内に侵入した病原菌を退治するのに必要なものですが、多すぎると正常な細胞まで傷つけてしまいます。
活性酸素の過剰発生の原因は、紫外線、激しい運動、ストレスなどがあります。

2.アスタキサンチンの抗酸化パワー

アスタキサンチンの抗酸化作用はビタミンCの約6000倍、コエンザイムQ10の約1,000倍、ビタミンEの約500倍、βカロテンの約40倍とも言われているほど、優れています。
その力の秘密は、アスタキサンチンの特殊な取り込まれ方です。βカロテンが細胞膜中心部、ビタミンEが細胞膜内側、ビタミンCが細胞外部といったように部分的に力を発揮できるのに対し、アスタキサンチンは細胞膜に貫通した形で配置され細胞膜を広く守ることができるのです。

アスタキサンチンと美容

また、アスタキサンチンはプロオキシダントになりにくく安全な抗酸化物質と言われています。

※プロオキシダントとは

他の抗酸化物質の多くは自身が活性酸素と結びつくことで身代わりとなって細胞を守っていますが、酸化された抗酸化物質が増えていくと酸化作用を持ってしまうという副作用があります。
一方、アスタキサンチンは活性酸素エネルギーを熱エネルギーに変換して放出するので、酸化の連鎖が起こりにくいのです。

3.アスタキサンチンと美容

アスタキサンチンと保水

肌老化の大きな要因に紫外線があります。
紫外線を浴びると大量の活性酸素が発生します。そして脂質を酸化させてシミの原因になったり、線維芽細胞にダメージを与えてシワや肌荒れを引き起こしてしまいます。
アスタキサンチンを肌につけると、活性酸素の多くが除去できるので紫外線による肌トラブルを軽減できると考えられます。
また、肌の水分量上昇(保水)効果もあると言われています。乾燥や乾燥による肌の硬さ、小じわ、皮脂過剰でお悩みの方にも嬉しいですね。

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