このタイトル、気になっていらっしゃる方も多いかと思います。
経皮毒って聞くと、不安になって使うアイテムも心配になりますよね?
また、初めて聞く方にとっても”なんか怖そう?!!”と気になるかと思います。
私は、この言葉を初めて聞いた時に衝撃を受けて、これは大変だ!!と本を買ってすべて読んでみましたが、よくよく調べていくと、
「薬学的には、投与(吸収)経路によって毒物区分することはない。」「科学的根拠となる学術的なものや学会発表などが見当たらない。」ということがわかりました。
皮膚の構造などの著書をあれこれ見てみても、「皮膚は外界から体を防御するバリア機能を持ち合わせているため、何らかの物質が皮膚から容易に吸収されることは無いと考えられている。」
とあり、まずは一安心したものでした。
とは言え、賛成派、反対派とあるので、どっちが良くてどっちが悪いとは断言できないのですが、これまでのこの用語が出来るまでのいきさつを見ると、どうしても販売勧奨に使われて来たように思います。
実際、この言葉を用いて自社製品を安心できるものかのように販売していたところが摘発されてきました。
ただ、長年スキンケアカウンセリングしてきて思うことは、皮膚ダメージのある人は、いろいろなアレルギー反応を起こしたりしやすいところを見ると、浸透の可能性はあるのかも知れない!!とは感じています。
しかし、毒性の発生については、どのレベルまで蓄積されると発症に至るのかなどは、まだデータ数が少なく、調べている方はいますが、年数が浅いのではっきりしたところは出ていないようです。
いずれにしましても、ずっとシャレコでお伝えしてきた「洗いすぎに注意して、皮膚のバリアゾーンにダメージを起こさないスキンケアを日々行うこと!!」これが最大の予防でもあり、安心でもあると思っています。
まだ、洗顔チェックを行っていない人は、今一度チェックしてみてくださいね。
1.洗顔はできるだけお湯やぬるま湯ではなく、水のように感じるほど低温のぬるま湯(24℃-26℃くらい)になっていますか?
2.シャンプーの際のすすぎのお湯が顔にかかるすすぎ方(下を向いて顔にすすぎ湯が流れている)をしていませんか?
3.お風呂でもし洗顔されるのでしたら、一番最後、出る間際にするようになさっていますか?
4.洗顔フォームを顔につけている時間が20秒以上になっていませんか?
5.手で直接肌をさすって洗っていませんか?
6.すすぎは8から10回を目安に長くならないように洗っていますか?
いかがでしたでしょうか?
このうち一つでも違ってしまうと、皮膚バリアのダメージにつながる可能性があります。
もし、ご自身の洗顔方法が大丈夫かどうか心配でしたらいつでもサポートまでご相談ください。
お待ちしております!!
いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます♪
シャレコ