「意外なものが原因!?低温やけどにご注意!!」のお話です。

風が冷たく、体の芯まで冷える時期になり、お出かけにはカイロ、お家では様々な暖房器具が欠かせなくなりましたね。

その際に、是非気を付けていただきたいのが【低温やけど】です。

毎年テレビなどでも話題になりますが、どんなものでどのような所に危険が潜んでいるのか、今一度ご確認くださいませ。

【症状の特徴】
「体温より少し高いくらい~60℃以下の熱源」に長時間触れ続けることによって起こるやけどを「低温やけど」といいます。

低温やけどの症状は、1週間以上経ってから気付くことが多く、またその初期症状は見た目が軽いので、すぐに治ると思ってしまい対処が遅れてしまうそうです。

通常のやけどの場合は、皮膚の表面の組織が破壊されますが、低温やけどは、低温で長時間かけて皮膚の奥底まで進行しますので気づいた時には大変な状態になっていることがあるとのこと。

★低温やけどの症状は次のように起こります。
【初期症状】

1.低温やけどの範囲は狭く、大きくても直径4?5cm程で赤みが出る程度。

2.痛みは小さくピリピリとする程度。(神経が損傷して痛みが出にくいようです)

3.数時間後に小さな水ぶくれができまることがあります。

【低温やけどを起こしてから1~2週間後】

1.この間に、低温やけどをした場所が白味を帯びてきます。

2.そこからさらに灰白色、黄色へと変わります。

3.酷いと細胞にダメージが出てしまい、茶色や黒い色になる事も
あります。

4.細菌感染すると膿がでるようになります。

治療には2ヶ月~3ヶ月、長いときには半年以上かかってしまうようですので、ただの赤みやひりつきだから大丈夫!!と過信せず、5分冷やしても症状が消えない場合は、出来る限り早く皮膚科で処置を受けてくださいね。

【低温やけどを発症する温度と時間の目安】

44℃    3~4時間以上
46℃以上  30分?1時間
50℃    2?3分

ちなみにカイロは、50℃以上のものがほとんどです。キンキンに冷えている身体に付ける時は感覚が鈍っているので、熱さがわからなくなっています。

必ず、布地などワンクッション置いた状態でつけるようにしてみてくださいね。
また、製品の注意表示をしっかりと読むのもポイントです。最高温度なども明記されています。

【使い捨てカイロ】

貼るタイプの使い捨てカイロは必ず衣服の上に貼り、皮膚に直接あてないようにしましょう。

【靴用カイロ】

酸素の少ない靴の中以外で使用すると、とても高い温度になることがあります。

【湯たんぽ】

プラスチックでできていたり、電子レンジで温めるだけで使えるようなものは、直に触れてもそれほど熱くありません。

そのため直接皮膚にあてて使い、低温やけどになるケースが多いようです。使用する前に必ず製品の注意表示を読み、カバーをつけたりタオルでくるむなど直接皮膚に触れないようにしましょう。

【電気毛布】

事前に布団を温めておいて、寝るときには切るか、タイマーをセットして1?2時間で切れるようにしておくとよいでしょう。

【ホットカーペット・床暖房】

ホットカーペットや床暖房の上では寝ないようにしましょう。寝返りのできない赤ちゃんや、小さな子どもが直接寝てしまうことのないように、特に注意が必要です。

【携帯電話やノートパソコンにもご注意を!!!!】

充電中の携帯電話や、膝の上に置いたノートパソコンが発する熱による低温やけどの例も報告されています。

45度前後の温かな熱を発するものに長時間皮膚を密着させると、低温やけどを起こすとのこと。

【低温やけどになりやすい場所となりやすい時】

・体の部位のなかでも、脚は知覚が鈍く、特にかかと・くるぶし・すねなど、皮膚のすぐ下に骨がある所は毛細血管が圧迫されやすい部位です。

そのため、血行が悪くなり低温やけどになりやすく、重症のやけどになることが多いので注意が必要です。

・疲れていて眠り込んでしまったり、お酒を飲みすぎて居眠りしてしまうようなときは、熱さに対して反応が鈍くなっている可能性がありますから注意してください。

なってからだと大変ですので、意識なさってみてくださいね。
先日、90℃のお湯がさっと指にかかってしまって、赤くなったので、慌てて氷で10分ほど冷やし、その後にSPクリームをつけておいたら、水ぶくれにならずに済みました。

やけどは表面のダメージによって急激に水分が蒸散してしまい
ます。炎症が治まりましたら、保湿することで回復のサポート
ができるようです。

と、いう対処よりもやはり火傷をしないようにご注意くださいね。
シャレコ