「2010年:肌トラブルランキング」です。

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2010年を振り返ってみて、気になる肌トラブルの兆候をまとめてみたいと思います。

2004年には、メガネクロス洗顔などの道具を使っての洗顔ブームが起こり、それを続けた人が肌荒れを起こし、皮膚科受診者が増えた時代がありました。

今年は、それと似た兆候が見え始めていました。

というのが、

肌の極度な乾燥→その後ハタケのようなガサガサ、赤い盛り上がった皮膚、薄茶色のザラザラ肌、カサブタのようなものができる

というパターンと、

赤い小さい湿疹、白いブツブツしたものの大量発生

が、洗浄力がとても優れている石鹸洗顔をしている方に多く起こっているのです。

ピーリング石鹸は肌が荒れるなど、ネットなどの書き込みで気づき使用をやめたものの、その後に使った石鹸でトラブルになるケースが多く起きました。

すぐに肌に透明感が出たり、肌がツルツルになるので、効果を感じやすく、ずっと使い続けたいアイテムになるのですが、時間の経過とともに最初の効果のような感動を得られなくなってしまいます。

また、普段ブツブツになったことがない人が細かい湿疹ができたり肌の調子が低迷して、ゴワゴワ、ザラザラになったりという相談も多くありました。

その方たちに共通していた条件は、ミネラル系のファンデーションをブラシ使いしているということです。

もう一つは、毛穴トラブルです。

毛穴のトラブルは、やはりまだ「落とすとキレイになる」「取ると汚れがなくなる」という感覚が根強く残っている人にトラブルが深刻化してしまっていました。

ということで、今年相談が多かった肌トラブルのランキングをつけてみると・・・

1.石鹸洗顔ダメージによる肌の乾燥、荒れ、複雑化したトラブル

2.肌密着やコーティングが強すぎるパウダーとブラシ使い

3.落としすぎ、取りすぎ毛穴トラブル

が上位を占めていました。

これらの肌トラブルを解消するために、まずは何をすればよいのか?

それは、

1.洗いすぎない(肌の水分を逃がさない)

2.肌の水分量をあげる

3.皮脂の量をコントロールする

4.保湿の高い化粧品に依存しすぎない

そんな肌づくりをすることで、肌は自らの再生能力で変化していきます。

こういった肌トラブルを予防するために、そして、来年は今年多かった肌トラブル相談が少しでも減るように、今後もいろいろな情報を発信していきたいと思います。

来年も♪シャレコレターをどうぞよろしくお願いいたします。

シャレコ