「鼻のかみすぎで肌がボロボロ」

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風邪をひきあまりにも一生懸命鼻をかんでしまったので、いつものとおり小鼻の部分から唇の上までお肌がボロボロになってしまいました。

あなたは、いつもこんな時はどのようなお肌のケアをしていらっしゃいますか?

実は、摩擦というのはとても皮膚を痛めてしまいます。ジワジワこすれて皮膚の表面のまだ成熟しきっていない表皮がどんどんめくれてしまうのです。

成熟したら垢として落ちるはずの皮膚がムリに剥がされてしまうので、赤みはもちろんヒリツキまで感じるようになります。

となると、本当は侵入してはいけない真皮層にいろいろな刺激物(空調の風、紫外線、化学物質<洗顔料やスキンケア製品>、チリ、殺菌など)が入りやすくなり刺激を感じてしまうこともあります。

そこで、こんな時にやってはいけないことをお知らせしますね!

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★めくれかけた皮膚を指でつまんだり、ピンセットで引き剥がしてはいけません。

→これはその時はわかりませんが、将来シミのような色素沈着につながる恐れがあります。しばらくは気持ち悪いと思いますが、自然に剥がれ落ちるまで待ちましょう。

★化粧水がしみるのに、そのままつけること

→赤みや腫れ、カブレになるといけないのでしみる時はつけないでお休みしてクリームだけにするか、水で薄めてつけるなどしてみましょう。

★蒸しタオルで温めすぎてしまうこと

→ふやけてうまくめくれた皮が取れそうですが、それでなくても皮膚の水分が抜けやすくなっているので、蒸しタオルで温めるのではなく、クリームを塗って半身浴などをし、皮膚の代謝を高めていくほうが効果的です。

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以上が注意点です。

「なかなか治りづらかった」とか「治ってからその部分が痕になっちゃった」などはありませんか?

痕に残ってしまうとなかなかなくなってくれませんので、できるだけ痕に残らないようにケアしたいですよね。

そこで、いつも私が痕を残さず、早くボロボロのお肌を回復させる方法を行っていますのでご紹介します。

この方法だと早くて2日、たいていは3?5日でほとんど回復できるんですよ、どうぞ参考にしてくださいね。

***************【 めくれたお肌のケア法 】*******************

1.洗顔する時は皮がむけている部分は、泡をのせるだけで手でこすらないように気をつけます。メイクをしている時はクレンジングでやさしく落としてから、上記の方法で洗顔します。

2.美容液、化粧水をつけてから、さらに皮のめくれている箇所だけにティッシュやコットンを薄く裂いたものにローションを十分に湿らせて貼り付けパックをします。

数分後、乾ききらないうちにはがします。

3.クリームにオーガニックのマカデミアナッツオイルを加え全体に乗せるようにしてタップリ目につけます。すり込まないのがポイントです。

4.その上からマスクをして保湿します。

プラスケアとして、入浴の際に洗顔してしまい、水気を拭き取ります。
その後、ボロボロの皮膚の上にクリームをタップリ目につけて、半身浴をして温まります。

その後は、水でさっとすすぐだけで、お風呂から出たらいつもどおり美容液、化粧水、クリームの順番でつけておきます。

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と、とっても簡単なケアなんです。
でも、この方法だとめくれてしまった皮が自然と剥がれ落ちて柔らかくなり元に戻りやすいのですごくいいですよ。

先日もボロボロがすごく反るようにめくれていましたが、このお手入れを開始しているので、今日は反り返っためくれた皮膚がそっと落ち着いて来ています。

この方法は花粉の季節でも活用できます。どうぞお試しくださいね。