洗顔

冬に洗顔をサボると、肌が“冷凍庫の霜”になる理由。シャレコ式やさしいダブル洗顔とは?

冬の朝、寒さに負けて洗顔を手抜きして「夜だけちゃんと洗えばいいか」となっていませんか?

実は、誰でも一度は経験するこの“冬の洗顔のおサボり”が 数年後に肌を左右する重大な落とし穴 であることをご存じでしょうか?

多くの方が「洗いすぎが乾燥の原因」と思っています。
それ自体は正しいのですが、冬に限っては“落とさなすぎ”のほうが、大きな乾燥や毛穴悩みを生む季節 なのです。

なぜかというと、なんと冬の肌には冷凍庫と同じ「霜現象」が起きるから。

いまこれを読んだ方の仲には

「だから肌が急に乾くのか!」

「ローションが入りにくい気がする理由がわかった」

と“腑に落ちる”という方も多いのではないでしょうか。

洗顔の見直しは、未来の肌を守る最強の選択なのです。

では、なぜ冬の肌が“霜だらけ”になるのか──
本当の原因と、優しく取り除く方法をお伝えしますね。

冬の肌に起きていることは、まるで「冷凍庫の霜」

冬の肌に起きていることは、まるで「冷凍庫の霜」

冷凍庫の奥に、白い霜がつくのを見たことがありますよね。
最初はほんの薄い膜なのに、放置するとどんどん増えて冷凍焼けを起こす……。

実は冬の肌でも、この“霜の発生プロセス”と同じことが起きているんです。

【霜の発生過程1】
温度差で“空気中の水分”が冷たい壁に吸い寄せられる
冬は外気と室内の温度差が大きく、空気中の水蒸気が一気に冷やされて付着します。

【霜の発生過程2】
水分が凍りついて“薄膜”として残る
一回の霜は本当に薄い。でも、積み重なると固い膜になります。

【霜の発生過程3】
霜が増えるほど、食品の水分を奪って“冷凍焼け”が進む
つまり = 乾燥の引き金。

ここまで読むと、
「あれ?これって肌でも同じことが起きてるのでは?」と思いませんか?

そうなんです。このような似た現象が肌にも起こっていくんですね。

冬の肌にも“霜現象”が起きている

 

冬の肌にも“霜現象”が起きている

冬の肌は外気で冷え、室内で暖められ、また外気へ……と、冷凍庫以上に温度差を繰り返しています。

そのたびに、肌ではこんな現象が進行しています。

【肌霜現象その1】
温度差で、汗・皮脂・水分が肌表面に吸い寄せられる
外→室内→洗面所と、温度差が激しい場所で、肌表面には“水分と汚れが混ざった微細な付着物”が残ります。

【肌霜現象その2】
冷えた角質に汚れが張りつき、膜のように固まる
汗、皮脂、古い角質、花粉、PM2.5、メイク残り……これらが乾いて“固まり”、薄い膜になっているかもしれないんです。

これが冬の 肌の霜 ともいえるかと思っています。

【肌霜現象その3】
その膜が水分を弾き、肌が“冷凍焼け”していく
霜のような汚れ膜はローションの通り道を完全にふさぎます。

・ローションが吸い込まれない
・乾燥が一気に進む
・毛穴のフチ(縁)が硬くなる 👉インナードライになる
・シミの濃くなる
・目元に折れジワが入りやすい

すべて、この「霜」を落とせていないことが原因かもしれないのです。

やさしいダブル洗顔

 

冬こそ“やさしいダブル洗顔”が必要だった

ここで多くの読者が驚く真実があります。

「冬は洗いすぎると乾燥する」

これは本当です。

でも──

「冬は洗わなすぎると、もっと乾燥する」
これもまた真実なんです。

鍵は“洗顔の仕方”と“アイテムの処方”にあります。

よくある「ダブル洗顔NG」は、誤解が多い
世の中の「ダブル洗顔はダメ」は、実は“組み合わせ”が悪いケースの話です。

強いクレンジングで皮脂をしっかり落とし、脱脂力のある洗顔料でさらに皮脂を落とす→これは確実に乾燥します。

でも、
“やさしいクレンジング × 肌をこすらない洗顔” は全く別物。

これは、冷凍庫の霜を落とす「ふやかす → 優しく落とす」という自然の流れと同じです。

 

冬に理想のシャレコ式ダブル洗顔方法

20年以上、肌カウンセリングを続けてきて気づいたのは、“優しいダブル洗顔”をしていた方が、冬の肌の調子が明らかに良い という事実。

肌に負担をかけずに冬の肌の霜を落とす方法はとてもシンプルです。

【シャレコ式ダブル洗顔STEP1】
クレンジングは“落ちすぎないタイプを軽く”
目的は、メイク膜をクリームクレンジングで優しく緩めて、霜の膜をふやかすこと。
落とし切ることが目的ではありません。

【シャレコ式ダブル洗顔STEP2】
洗顔は“泡を転がして20秒以内”
・ぬるま湯は24℃
・泡の量はピンポン玉2個分
・顔の上に泡を乗せてただ泡を転がすだけ
・直接皮膚をこすらない
・すすぎは8回でOK

これで霜のような薄い膜がスッと落ちて、ローションが急に入りやすくなりますよ。

霜が落ちた肌は、化粧水がスルスル入る

霜が落ちた肌は、化粧水がスルスル入る

「化粧水がこんなに入るの初めて」

「触るとふわっと吸い付く」

「毛穴の縦長が目立たなくなってきた」

これは、
肌に付着した霜のようになってしまった汚れの膜が落ちて“保水の通り道が開いた”証拠。

冬のスキンケアは
W洗顔 → 整える→保水 →バリア保護の順番が最強ですよ。

◇整える:

V20Cセラムをつけてから、シャレコエッセンス(美容液)とつけてから

◇保水:
・ローション(化粧水))は5〜6回づけ
・一か所3秒ずつ手を乗せて肌に吸い込ませる
・時間がない日はドライマスクで“置き保水”

◇バリア保護
レスキュースキンジェルで“薄い透明マスク”をつくり、乾燥と摩擦をそっと防ぎます。

これは「塗る保湿」ではなく“水分を逃さない保水の仕上げ”なんですよ。

冬こそこの順番が肌を守ります。

 

やさしいW洗顔で肌に変化が・・・

シャレコでは20年以上、肌の声を聞き続けてきました。
その中で、冬に洗顔を見直しただけで劇的に変わった方たちがいらっしゃいます。

✔ 40代・A.Sさん
「乾燥で目元のしわが深くなり……洗顔を見直したら、ローションが入るようになって驚きました。
今は朝のメイクがピタッと密着します。」

✔ 30代・M.Kさん
「冬は洗いすぎが怖くて“ぬるま湯だけ派”でした。でも冬の肌にたまる不要物のお話を聞いてきちんと洗うようにしたところ、
毛穴の黒ずみが減り、肌が柔らかくなりました。」

✔ 50代・T.Yさん
「乾燥しやすくて洗顔が辛かったけれど、シャレコさんのやさしいダブル洗顔に変えてからは、肌のくすんだ感じがなくなったのと、粉吹きがなくなって、手触りがよくなってきていてすごくうれしいです。」

 

冬こそ洗顔は“未来の肌投資”

「冬はつい洗うのが面倒になる」

「洗うと乾燥するから控えている」

そんなお気持ちはとても自然なことです。

でもこの肌の霜のようなものができる仕組みを知ったあなたは、もう“洗わないほうが乾燥は進む”という真実も知っています。

冬こそ、肌のために一番やさしい「霜取り」をしてあげる季節ですから

今日から、
・クレンジングでふやかし
・洗顔でそっと不要物を取り去り
・ローションで潤いを満たし
・バリアの薄膜で肌を守る
を試してみて下さい。

これだけで、冬があけた後の肌は驚くほど違ってきます。

そして、その積み重ねが「未来の自分の肌」を美しくしてくれる最も確実な習慣です。

あなたの肌がこの冬、不要物から乾燥せずに解放されて、水をぐんぐん抱え込む“ふっくら肌”になるといいですね。

 

 

 

 

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  • スキンケアコラム著者
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北林 利江

北林 利江

シャレコ株式会社 創業者 スキンケアカウンセラー

・1997年よりスキンケアカウンセラー。 ・2004年ウェブサイト「シャレコ美肌カレッジ」立ち上げ。 ・同年ウェブでの無料肌相談を開始。 ・同年シャレコスキンケア製品を発表。 ・スキンケアカウンセラーとしてアドバイス実績10万人を超える。 ・ミスユニバース ビューティーキャンプ講師。 ・スキンケアメルマガ「シャレコレター♪」は20年間週一回発行。 ・肌トラブル向け特に敏感肌、乾燥肌へのスキンケアアドバイスには好評を得ている。

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