生後数ヶ月の赤ちゃんの肌にシミが・・・?

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大人の日焼けによるシミのご相談ではなく、生後数ヶ月の赤ちゃんや子供のシミの相談が急増しています。

紫外線が強くなると、日焼け止めを使うのが当たり前のような時代になりましたが、子供の日焼け止めの開発はあまり進んでいない気がしています。

市販されているUVカットで、子供用の日焼け止めの内容成分をみてみると、
「えー、これだとシミになりそうだな」
って思うアイテムもよく見かけます。

子供に使うものだからこそ、できるだけ成分はシンプルがいいはずなのに、安価にするために合成のものばかりの多配合になってしまうこともどうやらあるようです。

これらを使ってもクレンジングが出来れば問題はないのですが、赤ちゃんや子供たちにクレンジングなんて、なかなかできるわけないですし、石鹸で落としたつもりで終わっていることも・・・。

UVカット剤に使われている油の種類や作り方によっては、石鹸だけでは、不要物が取れずに皮膚に蓄積することも予想されます。

そうなると、肌もかたくなりますし、色素沈着の可能性が高くなってしまいます。
10代半ばのお子さんでしたら、ニキビなどできやすい時期なので、より一層ニキビの治りを遅らせてしまうこともありますね。

赤ちゃんにシミというのは、少し心配なので小児科受診して内面のチェックをオススメすることもありますが、親が日焼け止めを散歩するからと赤ちゃんにまでしっかり塗り続けているのも心配です。

数年前にもシャレコレターでお話をしたことがあるかと思いますが、公園でお母さんが一生懸命に、日焼け止めを顔に塗ってあげているのですが、その娘の顔にシミが浮かんでいて、顔にもくすみのような現象が出ており、肌がガザガサになっていたことがあります。

本当にあの時は心配になってしまいました。

化粧品の間違った使い方は、このような肌トラブルの可能性があるということをたくさんの方に知ってもらいたいと思っています!!

私は、あまり小さいうちから化粧品に慣れさせないほうが良いという考えがあります。
なぜなら子供の皮膚はとても薄く、デリケートだからです。
まだ自分の肌の力も未完成ですしね。
最近、10代でもお肌の悩みが5つ以上、シミやくすみなどの相談も多くなっているということからすると、化粧品が手軽に使えるようになったもののそういった弊害を生んでいるのかも知れませんよね。

私たちの行っている「肌相談」の仕事がなくなることは、世の中に間違ったスキンケアで肌を傷める人がいなくなったということで、私たちスキンケアカウンセラーの使命をまっとうできたということになります。

その日が来るまで、私たちはこのような社是を掲げて取り組んでいきます。