スキンケア基本講座

肌を守るためのスキンケア基本講座「洗顔編」

洗顔はこすらない!敏感肌を守る洗顔の基本ルール

 

「洗顔」はスキンケアの最初のステップでありながら、実は肌を一番揺らしやすい落とし穴でもあります。特に敏感肌の方は、ここを間違えてしまうと、その後の化粧水やクリームの効果も半減してしまうのです。

シャレコスキンケアが20年以上お伝えしてきた大切なルールがあります。

それは―― 「洗顔はこすらない」こと。

これが、美肌を守る一番の近道なのです。

シンプルに見えるこのルールも、実は「朝と夜での目的の違い」「水温」「泡の扱い方」など細かなコツを押さえることで、肌への効果が大きく変わります。ここでは、シャレコ流の視点で「肌を守る洗顔の基本」を解説していきます。

肌を悪化させる「摩擦」

肌を悪化させる「摩擦」の正体

肌トラブルになりやすい方が最も避けるべきもの――それは「摩擦」です。特に肌トラブルがない方でも「摩擦」は肌にとっていいことは何もありません。

「落としたい」「清潔にしたい」という気持ちが強すぎて、手でゴシゴシと肌をこする習慣がついているとバリア機能を壊してしまうことにより肌荒れに直結していくのです。

角質層はわずか0.02mmの薄い膜であり、外部刺激から肌を守る大切なバリアゾーン。こすり洗いによって角質が削れれば、肌は水分が逃げやすくなり、乾燥し、赤みやかゆみ、ニキビなどのトラブルになってしまいます。

シャレコでは「洗顔は汚れを落とすのではなく、泡に汚れを移すイメージ」とお伝えしています。つまり「自分が頑張る」のではなく「泡に仕事をしてもらう」のが正しい方法なのです。

朝と夜で異なる「洗顔の目的」

<朝の洗顔>一日のスタートを整える

朝起きたときの肌は、皮脂・汗・寝具からのホコリなどが付着しています。これらをやさしく取り除き、化粧水やクリームが浸透しやすい状態をつくるのが目的です。

ここで大切なのは「落としすぎないこと」。夜ほどの汚れはないため、摩擦を避けながらリセット感覚で行うのが正解です。

極度な乾燥、敏感肌、ダメージ肌の場合は、洗顔料は控えて、水洗いのみにします。

<夜の洗顔>一日の汚れをリセット

夜は、メイクや日焼け止め、排気ガスや花粉などの外的汚れが蓄積されています。これを残したまま眠ると酸化が進み、くすみや肌荒れの原因になります。

ただし、夜の洗顔でも「念入りにゴシゴシ」は必要ありません。クレンジングでベースの汚れを落としたあとは、泡洗顔で肌に残る微細な汚れをやさしく包み取れば十分です。

朝と夜で異なる「洗顔の目的」

正しい洗顔の順番と流れ

<ステップ1>手を清潔にする
手に皮脂やハンドクリームが残っていると泡立ちが悪くなり、摩擦の原因になるので、まずは手を石鹸などできれいに洗いましょう。

<ステップ2>水に近いぬるま湯で予洗い
実は、水に近いぬるま湯(24℃~26℃)で、軽くすすぐだけで多少の汚れが取れます。この「予洗い」が摩擦を減らす第一歩です。

<ステップ3>泡で洗う
皮脂の多いTゾーンから泡をのせ、乾燥しやすい頬や口周りは最後に。直接手で肌をさすらずに、泡を転がすだけでOKです。

<ステップ4>すすぎは8回以内に
何回も、時間をかけてすすぐと、必要な保湿因子まで流れ出してしまいます。一旦顔についている泡を落とし去ってから、すすぎを開始して、8回以内ですすぎます。

髪の生え際やフェイスラインは、カウントから外して構いませんので、泡が残らないよう注意してくださいね。

<ステップ5>タオルは押し当てるだけ
拭くのではなく「水分を吸い取らせる」イメージで、顔に柔らかいタオルをあてて水気を吸い取り、絶対にこすらないことが鉄則です。

肌を傷めない「最適温度」

敏感肌にとって水温はとても重要です。

熱すぎるお湯(38℃以上) → 皮脂を奪い乾燥を加速するだけでなく、シワやたるみの要因になります。

理想は 24〜26℃の水に近いぬるま湯。必要な潤いを守りながら汚れを落とせます。

泡の質が「摩擦レス洗顔」を決める

泡の質が「摩擦レス洗顔」を決める

洗顔の良し悪しは「泡」にかかっています。

泡立てネットを使い、空気を含ませながら泡立てる

逆さにしても落ちないくらい弾力のある固い泡がベスト

指が肌に直接触れないよう「泡のクッション」で洗う

泡が不十分だと「泡を滑らせる」のではなく「指でこする」状態になり、肌への負担が大きくなってしまいます。

 

シャレコウォッシングフォームの魅力

シャレコが敏感肌に自信をもっておすすめするのが「シャレコウォッシングフォーム」。

特長
微アルカリ性:アルカリ中和能が、肌本来の機能を高めます

きめ細かい泡立ち:汚れをくるみ込む力が強くなり、泡のクッションで摩擦を最小限に抑えられる

低刺激性:界面活性剤や刺激成分を抑え、敏感肌でも安心に使えます

泡の立て方

①約3cmほどが適量です。

②泡立てネットに水を含ませて、泡をしっかり泡立てる

③固い泡ができてきたら泡を片方の手のひらにしぼり取る

④片手にのっている泡の上から、そっと左右になでていくとさらに空気の粒が減り、キメの細かい泡ができる

「泡で洗って、泡で落とす」。この感覚を体験できるのが、シャレコウォッシングフォームの大きな魅力です。

シャレコウォッシングフォーム(洗顔料)

こすらない洗顔がもたらす変化

シャレコスキンケアをご愛顧くださっているお客さまからは、以下のような変化が寄せられています。

「赤みが出やすかった肌が落ち着いてきた」

「化粧水がスッと入るようになった」

「乾燥や粉ふきがなくなった」

「肌が柔らかくなったと実感できるようになった」

これは、摩擦を避け、角質層を守り続けることによる「バリア機能回復」の結果なのです

 

8. まとめ
敏感肌を守る洗顔の基本ルールはとてもシンプルです。

・こすらない

・泡で洗う

・水に近いぬるま湯(24℃)で8回以内ですすぐ

毎日の積み重ねが、肌を「揺らがない状態」へと導きます。

そして、そのサポート役として「シャレコウォッシングフォーム」は最適な一品。スキンケアのスタートを間違えなければ、その後に続く化粧水や美容液の効果も高まり、結果として肌はどんどん健やかになっていきます。

「肌にやさしい洗顔」を続けることこそが、敏感肌改善の第一歩――。
ぜひ今日から、シャレコ流「こすらない洗顔」を実践してみてください。

 

FAQ|敏感肌の洗顔についてよくある質問

Q1:朝の洗顔は水だけでも大丈夫ですか?
はい。乾燥や敏感肌が強い方は水洗いだけでも十分です。摩擦を避け、肌を守ることを優先してください。

Q2:すすぎは本当に8回以内でいいのですか?
はい。必要以上にすすぐと天然保湿因子まで流れてしまいます。8回以内を目安にしましょう。

Q3:タオルで拭くときのポイントは?
絶対にこすらず、柔らかいタオルで軽く押さえて水分を吸い取るようにしてください。

 

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  • スキンケアコラム著者
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北林 利江

北林 利江

シャレコ株式会社 創業者 スキンケアカウンセラー

・1997年よりスキンケアカウンセラー。 ・2004年ウェブサイト「シャレコ美肌カレッジ」立ち上げ。 ・同年ウェブでの無料肌相談を開始。 ・同年シャレコスキンケア製品を発表。 ・スキンケアカウンセラーとしてアドバイス実績10万人を超える。 ・ミスユニバース ビューティーキャンプ講師。 ・スキンケアメルマガ「シャレコレター♪」は20年間週一回発行。 ・肌トラブル向け特に敏感肌、乾燥肌へのスキンケアアドバイスには好評を得ている。

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