敏感肌、乾燥肌、アトピー肌のスキンケアで一番大事なのが「洗顔」です。
肌が極度に乾燥している場合の洗顔には特に注意が必要です。
ひどい乾燥肌、敏感肌の場合
1.メイクはできるだけ休む
2.やむを得ずメイクをしないといけなかったら、クレンジングはクリームタイプでオフする。
3.洗顔料は使わない
これが出来ていないと、いつまでも肌の乾燥に悩み続けることになってしまいます。
梅雨から夏にかけてのウッカリ洗顔とは
この時期(6~8月)は気温が高くなっているのと汗もかきやすいため、いつもよりも洗顔時間が長くなったり、水温が高いのに気づかずに洗顔してしまうウッカリ洗顔に注意してください。
肌が乾燥しずらくなる唯一の時期のため、つい知らず知らずに水分を奪われ、秋の声が近づいたと同時に悪化となりかねません。
洗顔チェック
□メイクをオフする時
オイルタイプ(乾燥が増しやすくなります)、ふき取りタイプ(皮膚に摩擦が起こり、乾燥が進みます)、ミルクタイプ(乳化剤でかゆみが出やすくなります)は使わないようにします。
□メイク落としの時
お湯の温度は、28℃までの温度ですすぎます。
□洗顔料を確認
石鹸(乾燥肌が治りにくくなります)、弱酸性洗顔フォーム(ムズムズしやすくなります)を使わないようにします。
□洗顔料の泡の固さ
固い泡で泡を逆さにしても手のひらから落ちない泡をつくります。泡立てているうちに、泡がしぼんでしまう洗顔料は皮膚摩擦しやすくなるので、使用を控えましょう。
□洗顔料を肌につける時
Tゾーン(オデコ、鼻、鼻の下、唇、顎)から泡を置いていき、乾燥している部分は、一番最後に泡をのせたらたった3秒ですすぎ始めます。
肌に泡をのせている時間が長くなるほど、肌の乾燥は治まりにくくなります。
汚れは、固い泡の洗顔料を使っていれば瞬時に浮かして落とせます。
詳しくは下方の動画(ウォッシング)をご覧ください。
□洗顔料をすすぐとき
顔に泡がついたまますすぎをすると、すすぎの回数が多くなり、それだけ水に肌が触れる時間が長くなります。乾燥肌は、それでなくても水分が逃げやすいので、すすぎの回数が多くならないために、一旦、顔についている泡を手で取り去ってから、すすぎを開始します。
24℃の温度の水で、8回以内ですすぎきりましょう。それ以上は肌に刺激になります。生え際に洗顔料が残っているとかゆくなるので、それはカウントに入れなくて大丈夫です。
□顔を拭くとき
化繊のタオルは使いません。かゆみにつながりやすくなります。木綿または和紙+木綿混合のタオルにそっと顔を当てて、そのまま肌の水分がタオルに吸い込まれるようにさせます。
擦ると気持ち良く感じますが、それは一瞬です。慢性のかゆみにつながるので、肌の水分はタオルに吸わせるように拭いてください。
いかがでしたか?
これからのシーズン、これだけ気をつけるだけでも、秋からの乾燥度合が変わるはずです。
ぜひこの洗顔方法をマスターして、この夏を乗り切ってください。
固い泡がつくれない場合には、シャレコウォッシングをご利用ください。洗いあがりが一瞬さっぱり感じますが、潤いを逃がさないので、とても快適な肌づくりができます。
洗顔の仕方は要チェックです。
投稿者プロフィール
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・シャレコ株式会社代表・スキンケアカウンセラー
・1997年よりスキンケアカウンセラー。
・2004年ウェブサイト「シャレコ美肌カレッジ」立ち上げ。
・同年ウェブでの無料肌相談を開始。
・同年シャレコスキンケア製品を発表。
・スキンケアカウンセラーとしてアドバイス実績10万人を超える。
・ミスユニバース ビューティーキャンプ講師。
・スキンケアメルマガ「シャレコレター♪」は20年間週一回発行。
・肌トラブル向け特に敏感肌、乾燥肌へのスキンケアアドバイスには好評を得ている。
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