“乾燥肌のケア、何をやっても効かない”と感じているのは、あなただけではありません。

  • 冬になると頬がカサつく
  • 季節の変わり目に必ず赤くなる
  • 朝はしっとりしていても、午後にはつっぱる
  • どれほどクリームを塗っても粉をふく

乾燥肌に悩む方の多くが、こう口をそろえておっしゃいます

「乾燥肌にはもう慣れている。でも、本当に“改善した”とは言えない。」

実際に、乾燥肌の人が情報を求めて検索すると、ほとんどのサイトは次のように書いています。

「乾燥肌とは、水分と油分が不足した状態です」

「保湿成分をしっかり与えましょう」

「クリームやバームで油分を補いましょう」

どれも間違ってはいません。

だからこそ多くの人は、アドバイスどおりに“がんばっている”のです。

でも、それでも改善しきれない肌の乾燥が存在します。

  • 何を塗っても潤った感覚が持続しない
  • 「しっとり」というより「ただ重たい」だけ
  • 乾燥だけでなく、カサカサ、皮ムケが繰り返す
  • 乾燥と同時に「老け見え」も進行している

この“深い乾燥”は、一般的な保湿理論だけでは解決ができません。

近年、海外の皮膚科学の世界でも、
「乾燥=単なる水不足・油不足」
ではなく、角層そのものの“ウォーターキャパシティ(どれだけ水を抱え込めるか)”こそが、美肌の鍵であることが次々と報告されています。

実は、20年以上の肌カウンセリング実績の中で、シャレコが独自にたどり着いた結論は、この最新の皮膚科学とぴったり重なっていました。

結論:乾燥肌の本質は“保湿不足”ではなく “保水構造の崩れ”である。

つまり

  • 乾燥肌は、クリームを増やすだけでは改善できない
  • 改善するには、角質が“水を抱える力”そのものを取り戻す必要がある

ということです。

これは、シャレコが長年「保湿(油分)よりも、まず保水(角質に水を抱えさせること)」にこだわり続けてきた理由でもあります。

そして、その考え方が、海外の皮膚科学論文で次々と裏付けられています。

ここに、シャレコのケア方法が、他サイトが語る乾燥肌ケアとの決定的な違いが生まれています。

 

【第1章】一般的に言われる「乾燥肌の定義」

そして、それだけでは説明できない“つらい乾燥肌”が存在する

大手化粧品会社・医療系サイトでは、乾燥肌はたいてい次のように定義されています。

「角層の水分量が低下し、皮脂膜も不足している状態」

症状としては:

  • カサつき
  • 粉吹き
  • つっぱり感
  • 角質のめくれ
  • 化粧ノリの悪さ

などが挙げられます。

これらもどれも間違ってはいません。

ただし、乾燥肌の現実をすべて説明するには、明らかに情報が足りないのです。

なぜなら、乾燥肌の人の多くは、

「保湿を足しても足しても、なぜか乾く」

という壁にぶつかっているからです。

もし「水分と油分が不足している状態」だけが原因なら、
理屈の上では、保湿成分と油分を増やせば改善するはず。

けれど現実に起きているのは

  • クリームを増やすほど乾燥が悪化する
  • オイルを使うと赤みやニキビが出る
  • とろみローションを使っても、肌がいつまでも硬いままで柔らかくならない
  • 美容液を重ねても「入っていく感じ」がまったくしない

という“謎の行き止まり”が発生するのです。

ここまで来ると、もはやこれは“単純な乾燥”ではないのはおわかりですよね?

これは、角質構造そのものが変質した「がんこな乾燥肌」になっている可能性が高いのです。

 

【第2章】他サイトで語られる「乾燥肌の原因」

なぜ、それだけでは不十分なのか?
多くのサイトでは、乾燥肌の原因として次のような項目が並びます。

① 空気の乾燥

② 加齢による皮脂量の減少

③ 洗いすぎ

④ 紫外線

⑤ 生活習慣の乱れ

いずれも正しいですし、シャレコもこの要因は最初にチェックしていただいています。

ただ、私たちが20年以上の現場で強く感じてきたのは「角質の構造変化」まで語られているサイトはほとんどないので、本当の対処方法が提示されていないことです。

シャレコでは、角質の「物理的な変形」と「水を抱える力の低下」が非常に重要だと考えています。

乾燥肌が長年続いている方の角質では、実際には次のような変化が起きています。

  • 角質が硬く、厚くなり、柔軟性を失う(角質肥厚)
  • セラミドなど細胞間脂質が不足し、レンガの目地のように“すき間”が空く
  • 角質細胞内の天然保湿因子(NMF)が減少し、水を引き寄せ・抱える力が落ちる
  • 水路(アクアポリン)の機能低下や、ターンオーバーの遅れ
  • 紫外線や摩擦による微弱な炎症が、慢性的に続いている

欧米の皮膚科学のレビュー論文でも、

「加齢肌では、乾燥・バリア機能低下・経表皮水分蒸散量の増加・微細シワ・弾力低下がセットで進行する」ことが報告されています。

つまり、乾燥肌は単に「水分が少ない」というレベルを完全に超え、角質の“ウォーターキャパシティ”(水を保持する容量)の低下と、バリア機能の崩壊が同時に進んでいる状態なのです。

この「構造の崩れ」こそが、クリームを塗っても塗っても改善しない“頑固な乾燥肌”の正体なのです。

 

【第3章】一般的に勧められている“乾燥肌ケア”

その限界はどこにある?

情報サイトで、よく見られる乾燥肌ケアは、主に次の3つです。

①とにかく高保湿成分を与える

  • ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリン等

これらは確かに、乾燥した肌にとって心強い成分です。

しかし、角質の中でNMFバランスや脂質構造が乱れ、ウォーターキャパシティ自体が落ちている場合、どれだけ足しても「入れても入れても、抜けてしまう」状態になってしまうのです。

実際、角層水分の吸水・保持能を調べた研究では、水分の“量”だけでなく、“どれだけ長く留めておけるか(保持能)”が、肌状態と強く関係していると報告されています。

②乳機・クリーム・バームで油分を足す

乾燥肌の人ほど「しっとり系」や「バーム」タイプの保湿クリームを好む傾向があります。

一見、しっとり守られているように感じますが

  • 肌がいつもベタベタしている
  • 毛穴詰まりや吹き出物が増えた
  • 毛穴が黒ずんできている、顔のくすみが目立つようになった

朝起きたときはしっとりなのに、昼にはまたつっぱるという経験はないでしょうか。

これは、油膜だけが分厚くなり、水分の出入りはコントロールできていない典型的なパターンです。

皮膚科学の領域では、
バリア機能は「表面だけ油分で覆っても、角層内部の構造が整わない限り整わない」ということが、さまざまな臨床試験で示されています。

③ 敏感肌向け低刺激スキンケア

「刺激を減らすこと」は、乾燥肌・敏感肌のベースとしてとても大切です。

しかし、「低刺激=改善」ではないのも事実なのです。

必要なのは、

「しみないこと」+「角質のウォーターキャパシティを高めていくこと」

であって、刺激を減らしただけでは、“乾燥しやすい構造のまま”になってしまいますので、注意が必要です。


【コラム】
海外皮膚科学が示した「ウォーターキャパシティ=美肌の核心」

ここで少し、世界の皮膚科学の話を挟みます。

複数の研究で、次のようなことが分かってきています:

◇角層の水分量が高いほど、角層の膜構造が柔らかくなり、弾力や透過性などの物性が良好になる

◇水分保持能が低い肌は、乾燥だけでなく、色むら・くすみ・小ジワなど「見た目の老化サイン」とも強く関連する

◇天然保湿因子(NMF)は角層内で水を引き寄せ・抱え込む役割を持ち、NMFが減ると“いくら表面から保湿しても乾く肌”になる

◇NMFや保湿成分を適切に補ったスキンケアでは、角層水分量が30%以上増え、シワやたるみ指標も改善したとする臨床試験も報告されています。

言い換えると、

「どれだけ水を入れたか」ではなく、「どれだけ水を抱えていられるか」こそが、美肌かどうかを分ける核心であるということです。

この考え方は、シャレコが長年大切にしてきた

「保湿ではなく、まず保水」

「フタの前に、水を抱えられる土台をつくる」

というメソッドと、驚くほどぴったり一致しています。


 

【第4章】シャレコが見つけた“乾燥肌の真実”

乾燥肌は「保湿不足」ではなく「保水構造の故障」で起きている

シャレコが20年以上・40万人の肌を見て、繰り返し確信してきたのは、乾燥肌の根本は、

“水を貯められない角質構造”

にあるという点です。

角質が水を抱えられなくなっている状態では、

  • どんな高保湿成分も働きが“一時的”になりやすい
  • クリームは“逃げ場を失った蒸れ”の原因になりやすい
  • 敏感症状は“バリア低下の悲鳴”として現れやすい
  • 粉吹きは「角質が割れてしまっているサイン」

になります。

皮膚科学の観点から見ても、
「乾燥」も「シワ」も「くすみ」も、突き詰めれば“水を抱えられない角質構造”から連鎖しているとも言えます。

だからこそシャレコは、「水が足りない」という表面的な話ではなく、「水を抱える“器”をもう一度つくり直す」ことにフォーカスしてきました。

 

【第5章】だからシャレコは「保水>保護」にこだわる

乾燥肌を根本から立て直す唯一のルート

シャレコ式乾燥肌リセットは、次のような“順番”で組み立てられています。

①皮脂コントロールの洗顔
→大切な皮脂を落とし過ぎない

①“乾燥の元”へ美容液を届ける
→ 水の通り道をつくり、入ってきた水分を抱える

②“水の貯金”をつくる(保水)
→ ローション5〜6回重ね(角質をふっくら起こす)

③“薄い透明膜”で守る(保護)
→ キチンナノファイバーが熱・摩擦・蒸散を防ぐ

④細胞を活性化させて水を抱える“器”=土台をしっかりつくる
→細胞賦活作用成分、抗炎症作用成分入りのクリームで、細胞を活性化させて安定させる

これは、一般的な乾燥肌ケアの「とりあえずクリームでフタ」とは真逆のアプローチです。

◇油分でフタをする前に、水が必要、水を抱える土台をしっかりつくる

◇水がなければ、土台がしっかりしていなければ、フタは意味をなさない。

という、とてもシンプルな真実に忠実なだけなのです。

 

【第6章】乾燥肌のタイプ別 症状と原因とケア方法

代表的な4タイプの乾燥肌へのシャレコ式ケア方法をご紹介します。

<タイプA>粉吹き・皮ムケタイプ(角質崩壊型)

【症状】

粉吹き

つっぱり

笑うと痛い

【原因】

角質がひび割れている

水を抱え込む細胞間脂質が不足

【シャレコ式の改善ポイント】

洗顔は素洗いを行う(日数などは、人によって違うため、サポートまで肌状況を教えてください)

ローションを「少量×回数」でしみ込ませ、割れた角質のすき間をゆっくり満たす

レスキュージェルの透明膜で「これ以上割れないように」やさしくガード

シャレコクリームで、水分が漏れない土台づくりをする

<タイプB>乾燥×敏感ループタイプ(炎症併発型)

【症状】

赤み

ピリつき

マスクで荒れる

【原因】

バリア機能が壊れている

微弱な炎症が長く続いている

【シャレコ式の改善ポイント】

こすらない・熱くしない・“足しすぎない”シンプルケアで、刺激そのものを減らす

キチンナノファイバー配合ジェルで、炎症を鎮めながら乾燥と摩擦を同時にケア

<タイプC>乾燥混合肌(インナードライ混合型)

【症状】

頬は乾燥

Tゾーンはテカリ

【原因】

水分不足による皮脂過多

部位別のケア不足

【シャレコ式の改善ポイント】

過剰皮脂部分こそ、しっかり保水をし、皮膚表面の水分バランスをしっかりとる

頬など乾燥部位はジェル+必要であればバリアクリームで補強

Tゾーンはローションをしっかり目につけて油分コントロールをする

とくに日中はSPパウダーでテカリと摩擦を制御して、皮脂コントロールをする

<タイプD>年齢乾燥(ターンオーバー遅延型)

【症状】

カサツキ部分がシワシワとしぼんだ感じ

チリメンじわや小じわ部分が目立つ

【原因】

ターンオーバーの遅れ

角質硬化・ウォーターキャパシティの低下

【シャレコ式の改善ポイント】

エッセンスを、指先で該当箇所へ点でそっと置くようにしてトントンとつけていく

ローションの回数(6~7回)づけで角質を柔らかくする

ジェルで薄くガードし防御する

肌の土台をしっかりとつくりこみ、エイジングケアが効く状態をつくる

 

【第7章】乾燥肌が「老け見え」に直結する理由

乾燥はただの“症状”ではなく“老化のアクセル”でもあります

乾燥が続くと、

  • 影毛穴
  • ちりめんジワ
  • くすみ
  • ハリ不足

など、老化サインも一気に加速します。

海外の論文でも、
「加齢に伴う乾燥・バリア低下・細かいシワ・弾力低下は、すべて同じメカニズムの表現型である」とまとめられています。

つまり乾燥は、“ただのトラブル”ではなく「老化を進めるスイッチ」とさえ言えるのです。

だからこそシャレコは、

乾燥肌ケアは「美容の最優先事項」

と考えています。

 

【第8章】シャレコ式「乾燥肌リセット」完全ステップ

ここまでの理論を、毎日のケアに落とし込むとこうなります。

● STEP1:洗いすぎを絶つ
24℃×20秒×こすらない

● STEP2:美容液は「置く」
角質が水を抱えるための“準備”

● STEP3:ローション5〜6回の少量で多回つける法
摩擦レスで“乾燥の元”まで届けていく

● STEP4:ジェルの“透明薄膜”で守る
キチンナノファイバーの力で炎症&蒸散を防ぐ

● STEP5:クリームは保護ではなく、土台づくりのために欠かさずつける
シャレコクリームの細胞賦活作用で、肌が水分を抱えられるような土台ができる
この5ステップは、そのまま
「角質のウォーターキャパシティを取り戻す、デイリーケアの基本」でもあります。

 

【第9章】乾燥肌のお客様が口をそろえて言うこと

「クリームを減らすなんて怖かった。でも…」

乾燥肌の方ほど、「油分を減らす」「クリームを控える」というだけで、不安になります。

ところが、シャレコ式を試した方の多くがこう言います。

「水を入れることを優先したら、むしろクリームに頼らない肌になった。」

乾燥肌が無理やり“守られる”のではなく、
“自ら潤える肌”に変わっていく。

この変化こそが、シャレコの得意とする乾燥肌改善への道です。

臨床研究の世界でも、角質の水分保持能が高まるほど、しわの深さや弾力が改善するという結果が多数報告されています

シャレコのスキンケア方法は、
世界の皮膚科学が数字で示してきた「水と肌老化の関係」を、そのまま日々のスキンケアに落とし込んだ形なのです。

 

【第10章】なぜシャレコ製品で乾燥肌が変わるのか?

製品そのものが“保水>保護”の理論で設計されているから

◇シャレコクレンジングクリーム
月見草油をつかいメイクを浮かせることで大切な皮脂をまもる

◇シャレコウォッシング
pHバランスを微アルカリ性にすることで皮脂を落とし過ぎず、汚れだけを落とす

◇シャレコエッセンス(美容液)
「水分の通り道」ための浸透設計
乾燥やハリ不足が気になる部分を改善するために、乾燥の元にアプローチできる

◇シャレコローション(化粧水)
角質にスッと入り、5~6回の重ねづけでも重くならない“保水特化処方”です

◇シャレコクリーム(保湿クリーム)
細胞賦活作用で、土台をしっかりつくりあげる

◇レスキュースキンジェル
キチンナノファイバーによる極薄透明膜。
乾燥と炎症に強く、敏感寄りの肌もやさしく守る、シャレコの象徴的アイテム。

◇バリアクリーム(ポイント用)
「どうしてもカサつく部分」をしっかり守る処方。
キチンナノファイバーの作用で、肌の奥に潜む炎症も鎮静させる設計です。

これらは単なる“保湿コスメ”ではなく、

「角質のウォーターキャパシティを取り戻すための専用化粧品」とも言えますとしてデザインされています。

【最終章】乾燥しにくい肌を育てる

乾燥肌は「年齢」でも「体質」もあるけれど、“扱い方”で変わる乾燥の肌状態もあるのです。

ここまで読んでくださった方なら、乾燥肌がただの「水分・油分不足」ではなく、

  • 角質構造
  • 炎症
  • 摩擦
  • 生活リズム
  • 洗う力
  • 与える水の量

が複雑に絡み合った“総合問題”であることが、すでにイメージできていると思います。

だからこそ、乾燥肌は正しい順番でケアすれば、必ず変わります。

  • 洗い方
  • 保水の量とやり方
  • 美容液の使い方
  • 守り方(ジェルとクリームの役割分担)

この4つを変えるだけで、
あなたの乾燥肌は数週間〜数ヶ月のスパンで、「質」そのものが変わり始めます。

そして、肌の扱い方を変えるために、シャレコのスキンケアは最適に設計されています。

ぜひ今日から、

“乾燥に慣れた肌”ではなく “乾燥しにくい肌” を一緒に育てていきましょう。

 

 

 

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